CASE-0595 / 2025年4月転職
30歳・公立高等学校の英語教師から、IT・SaaS企業のカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 30歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 530 → 530万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募20 → 書類9 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
高校時代の英語の先生の授業がきっかけで、言葉が通じる楽しさを伝える仕事がしたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
2年目から学級担任を持ち、英語は1・2年生を中心に週17コマほど担当していました。分掌は進路指導部で、模試の手配や面接練習の割り振りも任されていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日は週4日の練習、土日はどちらかが練習試合でつぶれていました。授業準備と採点は部活動のあとにやるしかなく、残業は月80時間ほどありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路の時期は、保護者と生徒の希望が食い違う面談が続き、間に立つのが一番つらかったです。欠席が続く生徒の家庭に毎週電話を入れていた年もありました。
転職を考えたきっかけ
7年目の夏、部活動の遠征から帰った夜に翌日の授業準備が手つかずのまま机に突っ伏していたことがありました。このまま10年後も同じ働き方をしている自分が想像できず、外の仕事を調べ始めました。
なぜその仕事を選んだか
導入したサービスを使いこなしてもらうまで伴走する仕事だと知り、生徒がつまずく場所を先回りして支える感覚に近いと感じました。英語の資料を読む機会がある会社なら、教科の力も少しは役に立つと考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに情報収集を始め、2学期が始まってから本格的に応募しました。
転職活動をどう進めたか
最初は大手の総合型エージェントに登録しましたが、紹介される求人が営業職ばかりで、自分の希望がうまく伝わりませんでした。1か月ほどで教員出身者を多く扱う特化型のエージェントに乗り換え、カスタマーサクセスに絞って求人を出してもらいました。担当の方が、保護者面談や学年での情報共有の経験を「顧客との関係づくり」として書き直す手伝いをしてくれ、そこから書類が通るようになりました。20社に応募して書類通過は9社、面接は5社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に内定が出た翌週、教頭に年度末で退職したいと伝えました。担任をしていた学年の途中だったので引き留められましたが、引き継ぎの段取りを先に示したことで最後は了承してもらえました。
面接で聞かれたこと
「お客様が使ってくれないとき、どう働きかけますか」と、授業に乗ってこない生徒への接し方に置き換えて聞かれました。顧問としてチームの雰囲気が悪いときにどう立て直したかも詳しく聞かれました。
教員経験で評価されたこと
相手の理解度を見ながら説明の順番を変えられることを評価されました。海外製のツールのマニュアルを読めることも、入社後の資料づくりで役立つと言ってもらえました。
内定先を選んだ理由
もう1社より、新人の育成の仕組みが整っていて、未経験でも3か月かけて覚えられる体制だったのが決め手です。
転職後に感じたギャップ
年収はほぼ変わりませんでしたが、成果が解約率や利用率といった数字で毎月出るのは最初は落ち着きませんでした。担当するお客様の数が多く、一人ひとりに丁寧に関われないもどかしさもあります。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどになり、土日に仕事が入ることはなくなりました。休日にジムへ通う時間ができ、平日の夜も自分のために使えるようになりました。
教員に戻りたいと思うか
生徒の成長を近くで見られる仕事にはまだ未練がありますが、今の働き方を手放してまで戻りたいとは思っていません。
これから転職する先生へのアドバイス
エージェントが合わないと感じたら、早めに替えてしまって構わないと思います。自分の経験をどの言葉に置き換えるかは、教員の仕事を知っている人と一緒に考えると早く見つかりました。
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