CASE-0120 / 2026年10月転職
27歳・公立中学校の理科教師から、IT・SaaSのカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 27歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 理科
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 510 → 510万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募21 → 書類10 → 面接7 → 内定3
教員になった理由
大学で理科を専攻し、学んだことを人に伝える仕事に就きたいと考えていました。教育実習で子どもの反応を見て、進路を決めています。大学の同級生の多くが同じ道に進んだ、という環境も影響しています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で5年間勤めました。担任を持ちながら理科の授業を担当し、分掌は特別活動部です。運動部顧問を週15時間ほど兼務していました。会議の数が多く、一日のうち自分の判断で使える時間はわずかでした。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は放課後が19時近くまで、土日のどちらかも活動がありました。週15時間ほどを部活に使っていて、これが月84時間の残業の大きな部分でした。大会の引率が入る週は、休みが一日もない状態でした。同僚と比べて特別に多いわけではなかったのが、逆に問題です。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
不登校の子への対応では、家庭・学年・管理職の間に立って調整を重ねました。正解のない判断を続けるのは消耗します。家に持ち帰らないようにするのが、いちばん難しかったです。
転職を考えたきっかけ
5年続けた生活の中で、家族と過ごす時間を先に考えるようになりました。教育に関わる仕事は続けたかったので、形を変える道を探しています。このまま定年まで、と想像したときに答えが出ました。
なぜその仕事を選んだか
教育以外の世界を知りたい気持ちもあり、あえてカスタマーサクセスという職種を選んでいます。教育に関わり続けられるかどうかが、判断の軸でした。
年度のどのタイミングで動いたか
年度の途中で区切りをつけています。6月に管理職へ伝え、9月末で退職しました。長期休業の前後に区切ったので、引き継ぎの時間は確保できました。進め方に正解はないので、自分の状況で決めるしかないと思います。
転職活動をどう進めたか
応募21社、書類通過10社、面接7社、内定3社でした。大手の求人サイトに登録して、自分で応募するところから始めました。自己分析より先に求人を見たほうが、自分の条件がはっきりしました。途中で一度立ち止まって、条件を見直しています。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
6月、まず教頭、そのあと校長と面談に時間をとってもらって伝えています。一度持ち帰ると言われ、正式に受理されたのはその翌週です。教員免許の扱いについても、この時期に調べました。
面接で聞かれたこと
面接で必ず出たのは、教員を辞める理由についての質問でした。「数字で評価される環境に耐えられるか」を確認されることが多かったです。聞かれて困った質問は、次の面接までに答えを用意しました。
教員経験で評価されたこと
保護者対応で培った「相手の不安を先に言語化する」進め方が、そのまま評価されました。入社後に一番早く立ち上がれたのも、この部分でした。
内定先を選んだ理由
迷いましたが、5年後に何をしていたいかを考えたときに残ったのがこの会社でした。条件よりも、任される範囲のほうを重視しました。
転職後に感じたギャップ
一人ひとりに時間をかける進め方は、そのままでは通用しませんでした。全体の仕組みを先に整える発想に切り替えるまで半年ほどかかっています。想像していなかった方向のギャップでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月24時間ほどになりました。終業時刻が読めるようになり、平日に予定を入れられるようになりました。時間の使い方を自分で決められるのが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いませんが、学校の仕事を否定するつもりもありません。合う人には良い仕事だと思います。選択肢として残しておくくらいの気持ちです。
これから転職する先生へのアドバイス
在職中に動くのは大変ですが、辞めてからより選択肢は広く持てます。焦って決めないほうがいいです。一度きりの人生なので、後悔しない選び方をしてほしいです。
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