CASE-0520 / 2025年10月転職
29歳・私立中学校の数学教師から、不動産業界の個人営業へ転職した事例
- 転職時年齢
- 29歳
- 校種
- 私立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 不動産 101〜300名
- 転職後職種
- 個人営業
- 年収
- 515 → 455万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類12 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
数学の問題が解けたときの生徒の表情が好きで、私立中学校の数学教師になりました。学生時代の塾講師の経験も後押しになりました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
中学校で数学を担当し、学級担任も受け持ちました。私立のため、授業と担任の仕事に加えて、受験生向けの説明会に立つ時期もありました。
部活動と労働時間の実際
テニス部の顧問で、平日の朝練と放課後、土日のどちらかは活動がありました。部活動のあとに授業準備や採点をするため、退勤は20時を過ぎることが多く、時間外勤務は月80時間ほど。休日出勤も毎週のようにありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
私立は保護者の期待が高く、成績や進路の問い合わせに一件ずつ丁寧に対応する必要がありました。学級でトラブルがあると、関係する家庭それぞれと連絡を取り、解決まで気を張り続けました。
転職を考えたきっかけ
20代のうちに一度、学校の外で通用するか試したい気持ちがありました。部活動と広報で自分の時間がほとんど取れず、この生活を続ける先が見えなくなっていたことも理由です。
なぜその仕事を選んだか
人と話して信頼を得る仕事がしたく、成果が数字ではっきり出る個人営業を選びました。不動産は勉強すれば知識で差がつくと聞き、教材研究を続けてきた自分に合うと考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
年度の途中で我慢が限界に近づき、6月ごろから動き始めました。担任を外れる区切りを待たず、夏のうちに転職することを決めました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは使わず、転職サイトに登録して自分で応募しました。急いでいたので、書類選考のある求人と並行して、面接まで早い会社を中心に受けました。数学の指導で培った説明の分かりやすさを、職務経歴書の強みとして前面に出しました。応募は22社ほどで、書類が通ったのは半分ほどでした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
7月に管理職へ退職を申し出ました。年度途中だったため強い引き止めがあり、後任が見つかるまではという条件で、9月末での退職に落ち着きました。
面接で聞かれたこと
なぜ安定した私立の教員を辞めてまで営業をやりたいのか、その本気度を何度も確かめられました。ノルマが達成できないときにどうするか、という質問もありました。
教員経験で評価されたこと
難しいことをかみ砕いて説明する力と、担任として毎日人と向き合ってきた度胸を評価されました。数字の目標を立てて計画的に動く姿勢も、営業向きだと言われました。
内定先を選んだ理由
教える仕事の経験を営業に活かした先輩が何人かいて、入社後の姿がイメージできたことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
教員は続けていれば信頼されましたが、営業は毎月ゼロから成果を問われ、精神的な波が大きいです。土日の内見対応で休みが不規則になり、想像していたより体力を使う仕事でした。
働き方・生活はどう変わったか
時間外勤務は月30時間台に減りましたが、休みが平日に移り、友人と予定が合わなくなりました。年収は515万円から455万円へ下がり、当面は生活を切り詰めています。
教員に戻りたいと思うか
数学を教える仕事は今でも好きで、営業がうまくいかない時期には戻りたいと思うこともあります。ただ、あの働き方に戻る決心はまだつきません。
これから転職する先生へのアドバイス
勢いで年度途中に辞めると、引き止めの交渉と新しい仕事の立ち上がりが重なって、想像よりしんどいです。可能なら年度末の区切りを待ち、辞める前に生活費が数か月分あるかを確認しておくと、気持ちに余裕を持って始められます。
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