CASE-0569 / 2025年4月転職
31歳・公立小学校の教員から、メーカーの事務職へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- メーカー 1,001名〜
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 550 → 520万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募28 → 書類9 → 面接6 → 内定1
教員になった理由
小学生のころの担任の先生が、できないことを責めずに待ってくれる人で、自分もそういう大人になりたいと思ったからです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
9年間で3年生から6年生までの学級担任を受け持ちました。校務分掌は教務部で、時数の集計や通知表の様式づくりなど、書類まわりの仕事を任されることが多かったです。
部活動と労働時間の実際
部活動はありませんでしたが、残業は月65時間ほどありました。授業準備と丸つけは子どもが帰ってからしかできず、行事前は夜9時を過ぎるのが普通でした。月に1〜2回は週末も学校で作業していました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
毎晩のように電話がかかってくる保護者がいた年があり、一件ずつの対応は小さくても気持ちが休まりませんでした。子ども同士のトラブルの聞き取りと記録も、放課後の時間をかなり使いました。
転職を考えたきっかけ
30歳を過ぎて、家で過ごす時間がほとんどないことに気づいたのがきっかけです。教務の仕事で表計算や書類の整理が苦にならないと分かっていたので、それを仕事の中心にできないかと考えるようになりました。
なぜその仕事を選んだか
人前に立つ仕事よりも、正確さを積み上げる仕事のほうが自分に合っていると感じたからです。大きなメーカーの事務なら手順が決まっていて、残業も読みやすいと考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに情報収集を始め、2学期に入ってから本格的に応募しました。内定は12月で、年度末で退職しています。
転職活動をどう進めたか
大手の総合型エージェントを2社使い、教員に特化したところは使いませんでした。事務職は求人の母数が大手のほうが圧倒的に多く、地方の大企業の求人を拾うにはそれが一番だと思ったからです。2社で紹介される求人がかなり重なったので、途中からは担当者の対応が丁寧なほうを主に使いました。28社に応募して書類が通ったのは9社で、未経験の事務職は書類の段階で厳しいと実感しました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に校長へ直接伝えました。年度末まで担任を続けることを約束したので、引き止めはほとんどなく、引き継ぎの準備を早めに始められました。
面接で聞かれたこと
「なぜ教員を辞めて事務なのか」は全社で聞かれました。表計算でどこまでできるかを具体的に聞かれ、教務で作った集計表の話をしました。
教員経験で評価されたこと
締め切りの決まった書類を毎年漏れなく出してきたことと、関係者への連絡を丁寧に回せることを評価してもらいました。保護者対応の経験から、言葉づかいが落ち着いているとも言われました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、残業が月10時間台と面接ではっきり聞けたことと、九州の拠点で転勤がないことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
年収は550万円から520万円と30万円下がりました。子どもの成長を間近で見られる手ごたえはなく、最初の数か月は仕事が単調に感じて物足りなさもありました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月65時間から12時間ほどになり、平日の夜に料理をする余裕ができました。週末に仕事を持ち帰ることもなくなりました。
教員に戻りたいと思うか
今は戻るつもりはありません。ただ、地域の学習支援のボランティアには関わってみたいと思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
事務職を考えるなら、教務や会計で扱った書類や集計を、具体的な作業名で書き出してみてください。「事務作業が得意」より「年間の時数を表計算で集計していた」のほうが、書類はずっと通りやすくなります。
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