CASE-0202 / 2024年4月転職
31歳・公立小学校の養護教諭から、医療・福祉のカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 養護教諭
- 転職先業界
- 医療・福祉 101〜300名
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 530 → 530万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募27 → 書類10 → 面接7 → 内定3
教員になった理由
実習で保健室を見学したとき、ここが学校の中で唯一評価をしない場所だと感じたのが決め手でした。教員以外の進路も少しは考えましたが、最後は迷いませんでした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で9年間、養護教諭として勤めました。保健室の来室対応に加えて、健康診断の計画と実施、保健だよりの発行、学校保健委員会の運営を担当しています。感染症が流行した年は、記録と各所への連絡だけで一日が終わることもありました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を来室記録と各所への連絡が埋めていました。月の残業は57時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。定時に帰る日は、月に数えるほどでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
心の相談に近い話を受けることが多く、専門の資格がない立場でどこまで聞くべきか迷い続けました。一度信頼を得ると、その後はぐっと楽になりました。
転職を考えたきっかけ
9年続けた生活の中で、家族と過ごす時間を先に考えるようになりました。教育に関わる仕事は続けたかったので、形を変える道を探しています。決断そのものより、それを伝えるほうが大変でした。
なぜその仕事を選んだか
カスタマーサクセスは未経験から入れる求人が一定数あり、医療・福祉業界の中では現実的な入口でした。結果として、想像とほぼ同じ仕事でした。
年度のどのタイミングで動いたか
6月ごろから情報を集め、10月に退職を申し出て、年度末で退職しています。3月末で切れるほうが、有給の消化も退職金の計算もきれいに収まります。退職の意思を伝える日は、事前に決めておきました。
転職活動をどう進めたか
応募27社、書類通過10社、面接7社、内定3社でした。大手の求人サイトに登録して、自分で応募するところから始めました。総合型では「未経験ならまず営業」と言われることが多く、希望とはずれていました。教科の専門性を聞いてくれる相手を探すほうが早いです。応募先を絞ってからは、一気に進みました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に副校長へ、口頭で伝えました。慰留の言葉はありましたが、強く止められることはありませんでした。年度の途中だったので、余計に気を使いました。
面接で聞かれたこと
「本当に辞めていいのか」という趣旨の確認は、どこでもありました。安定した身分を手放すことへの覚悟を、遠回しに確かめられている感じはありました。自分の言葉で話せているかを、いちばん見られていた気がします。
教員経験で評価されたこと
一人職場で判断してきたことを、裁量のある仕事を任せられる根拠として受け取ってもらえました。同じ職場の先生も、たぶん同じ強みを持っていると思います。
内定先を選んだ理由
入社後の3か月に何をやるのかを、面接の場で紙に書いて説明してくれました。入社前に現場の人と話せたことが安心につながりました。
転職後に感じたギャップ
「先生」と呼ばれなくなったことに、思ったより時間がかかって慣れました。入社前の面談で、ある程度は説明されていました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月22時間ほどになりました。持ち帰りの仕事が無くなり、平日の夜に自分の勉強時間が取れるようになりました。この状態が続くなら、長く働けそうだと感じています。
教員に戻りたいと思うか
定年後に、地域で子どもに関わる形なら考えたいです。常勤で戻ることは考えていません。母校の話を聞くと、少しだけ懐かしくはなります。
これから転職する先生へのアドバイス
退職金は勤続年数の区切りで変わります。時期を決める前に事務室で試算してもらってください。動き出すまでが一番重いので、小さく始めてください。
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