CASE-0584 / 2025年4月転職
44歳・公立小学校の栄養教諭から、医療・福祉業界の総務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 44歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 栄養教諭
- 転職先業界
- 医療・福祉 101〜300名
- 転職後職種
- 総務
- 年収
- 665 → 560万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類12 → 面接8 → 内定1
教員になった理由
管理栄養士の資格を取ったあと、病院よりも子どもの食に関わりたいと考え、学校給食と食育の両方を担える栄養教諭を選びました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
20年間で4つの小学校に勤め、献立作成と衛生管理、調理員さんとの調整を担当しました。食に関する授業にも入り、アレルギー対応表づくりは毎年の大事な仕事でした。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんが、発注などの事務は放課後にまとめて片づけていました。複数校を兼務するようになってから仕事が増え、残業は月55時間ほどでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
アレルギー対応では保護者と何度も面談を重ね、誤食が起きないよう神経を使い続けました。一度だけ配膳の確認漏れがあり、大事には至らなかったものの、しばらく眠れない日が続きました。
転職を考えたきっかけ
40歳を過ぎて兼務校が増え、体がついていかなくなりました。栄養教諭は学校に1人のことが多く、相談相手がいない状態をこの先も続けられるか自信がなくなりました。
なぜその仕事を選んだか
発注や業者との調整、衛生の記録は、総務の仕事に近いと考えました。病院や施設なら食事の知識も活かせると思い、医療・福祉の法人に絞りました。
年度のどのタイミングで動いたか
1学期が終わった7月に動き始めましたが、内定が出たのは12月で、年度末の退職にぎりぎり間に合う形でした。
転職活動をどう進めたか
最初の3か月は求人サイトだけで事務職に応募しましたが、40代未経験ではほとんど書類で落ちました。そこで医療・福祉に特化したエージェントに乗り換えると、事務部門の人数まで教えてもらえ、応募先をしぼれました。給食委託業者の窓口も担う総務の求人は、この担当者の紹介です。30社に応募して書類通過は12社、内定は1社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月に内定を承諾してすぐ校長へ伝えました。後任の配置を心配されましたが、調整は校長が引き受けてくださいました。
面接で聞かれたこと
「40代で一から事務を覚えることに不安はないか」と率直に聞かれました。給食の衛生管理でどんな記録をつけ、問題があったときにどう報告していたかも詳しく質問されました。
教員経験で評価されたこと
立場の違う人との調整を20年続けてきたことを評価してもらえました。アレルギー対応で身につけた、確認を重ねる習慣も総務に向いていると言われました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、事務部門に相談できる先輩が複数いる点が、ずっと一人職だった自分には何よりの安心材料でした。
転職後に感じたギャップ
年収は665万円から560万円へ、105万円下がりました。表計算や決裁の流れは若い同僚に教わることばかりで、最初の半年は正直つらかったです。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月55時間から15時間ほどになり、休日に仕事のことを考える時間はほとんどなくなりました。収入は減りましたが、定年まで無理なく働ける見通しが立ったことのほうが今の自分には大きいです。
教員に戻りたいと思うか
給食をおかわりする子どもたちの姿は懐かしいですが、一人で責任を抱える働き方には戻りたくありません。
これから転職する先生へのアドバイス
40代の事務職は、求人サイトだけだと書類で止まりやすいと実感しました。早めに業界を決めて、その分野に詳しい人に相談したほうが近道です。
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