CASE-0588 / 2025年4月転職
52歳・私立高専・大学の社会教師から、私立大学の大学職員へ転職した事例
- 転職時年齢
- 52歳
- 校種
- 私立 高専・大学
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- 教育・EdTech 1,001名〜
- 転職後職種
- 大学職員
- 年収
- 765 → 600万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類8 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
大学院で地域社会の研究を続けるうちに、研究と教育の両方に関われる大学の教員を志しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
社会学系の講義とゼミを受け持ち、1年生向けの基礎演習も担当していました。学内では入試委員と就職委員を長く務め、高校訪問にも出ていました。
部活動と労働時間の実際
部活動やサークルの顧問はありませんでしたが、入試業務の時期は土日の出勤が続きました。講義準備と委員会を合わせて残業は月55時間ほどでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
欠席が続く学生の保護者から、単位の見込みについて何度も問い合わせを受けました。どこまで伝えるかの線引きにいつも悩みました。
転職を考えたきっかけ
所属していた学科が学部再編で募集停止となり、担当できる科目が年々減っていく見通しになりました。50代で他大学の公募に挑む道は狭く、定年まで安定して働ける場所を優先しました。
なぜその仕事を選んだか
入試委員や就職委員として職員の方と長く仕事をしてきたので、大学運営を支える側の仕事の中身は具体的に想像できました。
年度のどのタイミングで動いたか
募集停止が決まった5月から情報を集め、採用が出そろう夏から秋に応募しました。内定は年明けの1月です。
転職活動をどう進めたか
大学職員の求人は各大学の採用ページに直接出ることが多いので、気になる大学のページを毎週確認して自分で応募しました。並行して、管理職候補の求人に強い大手エージェント1社から非公開求人の紹介を受けました。ただ50代は書類の段階で厳しく、30社に応募して書類通過は8社、面接は5社、内定は1社だけでした。半年を過ぎても決まらず、正直なところ途中で何度も諦めかけました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出る前の9月に、学科長と学部長へ年度末で退職する意向を伝えました。引き留めはなく、ゼミ生の引き継ぎ先をすぐ一緒に考えてもらえました。
面接で聞かれたこと
「年下の上司や同僚のもとで、一から事務の仕事を覚えられますか」と、どの面接でもはっきり聞かれました。「なぜ他大学の教員を目指さないのか」にも、再編の経緯を正直に話しました。
教員経験で評価されたこと
入試委員として出願データを分析し、高校訪問の優先順位を見直した経験を評価されました。教員側の事情が分かる点も、学部との窓口役として期待されました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、入試広報で経験を活かせることと、65歳まで働ける制度が決め手でした。
転職後に感じたギャップ
決裁や会計の手続きを若い職員に教わる毎日で、最初の半年は肩身の狭さを感じました。研究をやめたことへの未練も、思っていた以上に残っています。
働き方・生活はどう変わったか
年収は765万円から600万円に165万円下がり、住宅ローンの返済計画を見直しました。その代わり残業は月55時間から月20時間ほどに減り、定年まで働ける見通しが立ったことで気持ちはかなり落ち着きました。
教員に戻りたいと思うか
ゼミで学生と議論していた時間は今でも恋しく、戻りたいと思う日はあります。ただ現実的には難しいので、職員として学生を支える形で関わり続けます。
これから転職する先生へのアドバイス
50代の転職は、応募数を増やしても書類で落ちることが続くので、在職中に長めの期間を見込んで動き始めることを強くすすめます。年収が下がる前提で家計を先に試算しておくと、内定時に迷いません。
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