CASE-0605 / 2025年4月転職
40歳・公立中学校の英語教師から、教育業界の教育コンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 40歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- 教育・EdTech 51〜100名
- 転職後職種
- 教育コンサルタント
- 年収
- 650 → 535万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募28 → 書類9 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
中学生のときに出会った英語の先生の授業が楽しく、英語を通して世界が広がる感覚を自分も伝えたいと思ったからです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
英語を担当しながら、ほぼ毎年学級担任を持っていました。後半の5年ほどは学年主任と英語科の取りまとめを兼ね、若手の授業づくりの相談にも乗っていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日の放課後と土日のどちらかはほぼ練習か試合でした。主任になってからは会議と書類も増え、残業は月80時間前後が当たり前になっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
学年主任として、担任だけでは収まらない保護者対応の窓口に立つことが多くありました。夜に電話を受けて翌朝まで方針を考える日が続き、気持ちが休まりませんでした。
転職を考えたきっかけ
40歳を目前にして、このまま管理職を目指すのか、別の形で教育に関わるのかを考えるようになりました。「転職するなら何歳までなのか」と調べるうちに、動くなら今が最後の機会かもしれないと感じました。
なぜその仕事を選んだか
学校の授業改善や英語教育の研修を外から支える仕事なら、17年の現場経験をそのまま使えると思いました。教えることから離れず、関わる学校の数を増やせる点にも惹かれました。
年度のどのタイミングで動いたか
1学期の終わりに情報収集を始め、夏休みに書類をそろえて本格的に応募しました。内定が出たのは2学期の後半です。
転職活動をどう進めたか
最初は大手の総合型エージェント2社に登録しましたが、40歳・異業種経験なしという条件では紹介がほとんど来ませんでした。秋口に教育業界に強い特化型の1社へ乗り換えたところ、学校向けの研修や教材導入の求人をまとめて出してもらえました。担当者が学校の年間行事を理解していて、面接日を定期テストや行事と重ならないよう調整してくれたのも助かりました。応募数は多くなりましたが、教育業界に絞ってからは書類が通る割合が目に見えて上がりました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月の終わりに校長へ直接伝え、年度末での退職をお願いしました。学年主任の後任探しで少し引き止められましたが、早めに伝えたので最後は理解してもらえました。
面接で聞かれたこと
「なぜ管理職ではなく外部から教育に関わるのか」と、40歳で転職する理由を深く聞かれました。学校に提案するときに先生方の反発をどう受け止めるか、という実務的な質問もありました。
教員経験で評価されたこと
学年主任として若手の授業を見て助言してきた経験が、研修講師の仕事に近いと評価されました。英語の指導計画を3年分組み立てた実績も、具体的な説明材料になりました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、現場の先生と一緒に授業をつくる仕事の中身が、自分のやりたいことに一番近かったので決めました。
転職後に感じたギャップ
年収は650万円から535万円に下がり、住宅ローンを抱えた身には正直こたえました。また、学校では当たり前だった決定の進め方が通じず、提案資料を何度も作り直す日々が半年ほど続きました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月80時間から月25時間ほどに減り、土日は家族と過ごせるようになりました。ただ出張で学校を回る週は移動が長く、思っていたほど楽ではありません。
教員に戻りたいと思うか
生徒と毎日向き合う感覚が恋しくなることはありますが、戻るつもりはありません。今は外から学校を支える立場で、先生方の負担を少しでも減らしたいと思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
40代に入ると、総合型のエージェントでは紹介自体が少ないことを覚悟しておいたほうがいいです。そのぶん、教員としての経験がそのまま評価される業界に早めに絞ることが、年齢の壁を越える近道だと感じました。
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