CASE-0405 / 2024年4月転職
40歳・公立中学校の技術・家庭教師から、メーカーの法務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 40歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 技術・家庭
- 転職先業界
- メーカー 1,001名〜
- 転職後職種
- 法務
- 年収
- 650 → 610万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募15 → 書類7 → 面接5 → 内定3
教員になった理由
地元に戻って働きたいと考えたとき、公立学校の採用試験を受けるのが一番現実的でした。当時は、他の働き方をほとんど知らないまま決めていました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で18年間勤めました。担任を持ちながら技術・家庭の授業を担当し、分掌は特別活動部です。文化部顧問を週8時間ほど兼務していました。授業の準備に充てられる時間より、それ以外の時間のほうが長い状態が続いていました。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は週に3日ほど放課後に活動があり、長期休業中の活動が中心でした。週8時間ほどを部活に使っていて、これが月76時間の残業の大きな部分でした。手当は出ますが、時間に見合うものではありません。土日がつぶれる週が続くと、平日の集中力も落ちていきました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
転入・転出のたびに引き継ぎの書類と面談が発生し、年度途中でも作業が増えました。誰かに引き継げる種類の仕事ではないのが、しんどいところでした。
転職を考えたきっかけ
担任・分掌・文化部顧問が同時に重なった年に、これは個人の努力では解けない量だと納得しました。誰かに背中を押されたというより、自分の中で結論が出た形です。
なぜその仕事を選んだか
学校を離れても教育に関わり続けたいと思い、メーカー業界の中で探しました。法務なら現場を知っていること自体が強みになります。実際に働いてみて、この判断は合っていたと思います。
年度のどのタイミングで動いたか
3月ごろから情報収集を始め、11月に管理職へ伝えて3月末で退職しました。教科書の採択や次年度の分掌が決まる前に話せたのは、結果的によかったです。年度という区切りがあるぶん、逆に計画は立てやすかったです。
転職活動をどう進めたか
応募15社、書類通過7社、面接5社、内定3社でした。教員特化のエージェントだけを使いました。求人数は多くありませんが、経歴の説明から相談できたのが助かりました。最初は書類が通らず、職務経歴書の書き方を変えてから反応が変わりました。学校の言葉を相手の業界の言葉に置き換えるのが要点です。担当者との相性は、想像以上に大きい要素でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月にまず教頭、そのあと校長へ伝えました。想定していた質問はひととおりされ、そのうえで受け入れてもらえました。手続き自体は、事務室が丁寧に案内してくれました。
面接で聞かれたこと
志望動機よりも先に、辞める理由を聞かれることが多かったです。学校への不満ではなく、やりたいことの話に置き換えて答えています。同じ質問でも、会社によって聞き方が違うのが面白かったです。
教員経験で評価されたこと
合わない相手とも仕事を成立させてきたことを、対人面の耐性として評価する会社もありました。職務経歴書に書くまで、意識したことがなかった点です。
内定先を選んだ理由
面接で会った人が、いま自分が悩んでいることを一番よく理解してくれたからです。返事をするまで、一週間ほど考える時間をもらいました。
転職後に感じたギャップ
一日の中で自分の裁量で使える時間が増えたぶん、優先順位を自分でつける必要が出てきました。これは学校との違いというより、組織文化の違いだと感じます。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどになりました。生活のリズムが一定になり、体調を崩すことがなくなりました。数字で見るより、体感の差のほうが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。ただ、授業をすること自体は好きだったので、関わり方は探していきたいです。辞めたことを後悔したことは、一度もありません。
これから転職する先生へのアドバイス
辞めると決める前に、外の話を聞いてみてください。調べたうえで残る選択も、立派な結論だと思います。結論を急がないことが、いちばん大事だと思います。
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