CASE-0528 / 2026年4月転職
37歳・公立中学校の数学教師から、金融の経理へ転職した事例
- 転職時年齢
- 37歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 金融 1,001名〜
- 転職後職種
- 経理
- 年収
- 615 → 580万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募16 → 書類8 → 面接3 → 内定1
教員になった理由
数学の考え方を分かりやすく伝えることにやりがいを感じ、大学卒業後に地元の公立中学校で教員になりました。生徒が解けなかった問題を理解できたときの反応が好きでした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
3年生の学級担任を長く務め、数学の授業に加えて生徒指導部の主任として学年全体の対応にも関わっていました。テストの作成や採点に加えて、進路指導の書類作成にも多くの時間を割いていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問を10年以上続けており、平日は朝練から下校指導まで、休日も練習試合や大会引率が毎週のように入っていました。残業は月78時間ほどで、部活動と校務の両方が重なる時期は特に厳しい状況でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路面談では保護者の期待と生徒本人の希望がずれるケースの調整に苦労しました。生徒指導主任として、他クラスのトラブル対応に呼ばれることも多く、自分の授業準備に手が回らない日もありました。
転職を考えたきっかけ
40代を前に、この働き方をあと20年続けられるか不安になったことが一番のきっかけです。数字を扱う仕事が元々好きだったこともあり、専門性を活かせる別の道を考え始めました。
なぜその仕事を選んだか
数学で培った論理的に考える力を、経理の仕事なら直接活かせると考えました。学校とは違う業界で自分の力がどこまで通用するか試したい気持ちもありました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏の面談で異動希望を出さないことを決めた頃から、並行して転職活動を始めました。年度末の退職を目指して秋から本格化させました。
転職活動をどう進めたか
教員特化のエージェントは使わず、総合型の転職エージェント1社と経理職の求人サイトを併用しました。年齢と未経験という条件もあり、エージェントには書類の通過率を上げるための経歴の書き方を重点的に相談しました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に管理職へ退職の意向を伝えました。長く顧問を務めていた部活動の後任探しに時間がかかり、引き継ぎは年明けまでかかりました。
面接で聞かれたこと
未経験で経理職を志望する理由と、数字を扱う業務にどう向き合ってきたかを聞かれました。テストの採点や成績処理で正確さをどう担保してきたかについても質問されました。
教員経験で評価されたこと
細かいミスを見逃さない確認作業や、期限までに大量の事務処理をこなしてきた経験を評価してもらえました。学年全体の予算に関わる書類を扱っていたことも実務との共通点として見てもらえました。
内定先を選んだ理由
研修制度が整っており、未経験からでも経理の基礎を学べる環境だったことが決め手でした。企業規模が大きく、長く働ける安定性も重視しました。
転職後に感じたギャップ
教員時代よりも数字の正確さを厳しく求められ、最初の数か月は覚えることの多さに苦労しました。年収は下がりましたが、部活動がなくなった分の負担軽減の方が実感としては大きかったです。
働き方・生活はどう変わったか
休日出勤がなくなり、土日に予定を入れられるようになったのは大きな変化でした。一方で決算期は残業が増える月もあり、忙しさの波があることは想定より大きく感じています。
教員に戻りたいと思うか
生徒と関わる時間は懐かしく感じることもありますが、部活動を含めた働き方に戻る自信はなく、今のところ教員に戻る予定はありません。
これから転職する先生へのアドバイス
年収が下がる可能性は覚悟しておいた方がいいです。それでも、教員の仕事で身につけた正確さや粘り強さは、畑違いの職種でも評価してもらえると実感しています。
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