CASE-0504 / 2025年9月転職
31歳・公立中学校の非常勤講師から、医療・福祉分野の事務職へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- 医療・福祉 101〜300名
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 260 → 380万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募25 → 書類9 → 面接4 → 内定1
教員になった理由
留学の経験で英語を教える面白さを知り、教員を志しました。大学卒業後は採用試験の勉強を続けながら、非常勤講師として中学校で教え始めました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
非常勤講師として、中学2年と3年の英語の授業を週18コマ担当していました。担任や校務分掌は持たず、授業と定期テストの作成・採点が主な仕事でした。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はなく、残業も月25時間ほどで、正規の先生に比べれば時間の融通は利きました。ただ、コマ数のわりに手当は薄く、テスト期間は採点で夜まで残ることもありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
非常勤という立場上、保護者対応は担任の先生に入ってもらう形でしたが、授業中の生徒指導は自分で対応する必要がありました。学級の情報が回ってこないまま指導に当たる難しさを感じました。
転職を考えたきっかけ
毎年3月に契約が更新されるか分からない不安が続き、採用試験にも合格できないまま30歳を過ぎました。年収も260万円ほどで、生活の見通しが立たないことが一番のきっかけです。
なぜその仕事を選んだか
安定して働ける正社員の事務職を探し、医療・福祉の法人を選びました。人手不足で未経験でも採用されやすく、長く勤め続けられると考えたからです。
年度のどのタイミングで動いたか
契約の切れる年度末を待たず、2学期の途中で活動を始め、9月に退職してそのまま転職しました。
転職活動をどう進めたか
応募25社、書類通過9社、面接4社、内定1社でした。総合型のエージェント1社だけで進めました。最初は書類が通らず、職務経歴書の書き方を変えてから反応が変わりました。学校の言葉を相手の業界の言葉に置き換えるのが要点です。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
7月に教頭へ退職の意向を伝えました。非常勤のため引き継ぎは少なく、2学期の区切りで後任の講師へ授業を渡す形で了承されました。
面接で聞かれたこと
「なぜ教員を続けないのか」「事務の仕事は地味だが続けられるか」を率直に聞かれました。前職の不安定さを正直に話すと、かえって志望動機に説得力が出たようです。
教員経験で評価されたこと
授業準備でスケジュールを逆算して動く習慣や、テストの点数を集計して分析してきた経験が、事務の実務に近いと評価されました。資料を作る速さも見てもらえました。
内定先を選んだ理由
複数の内定はなく、最初に決まった1社へ入職しました。年収が120万円上がり、賞与も出る条件だったので迷いはありませんでした。
転職後に感じたギャップ
手応えのある「教える」仕事から、決まった手順を正確にこなす仕事に変わり、最初の数ヶ月はやりがいの薄さに戸惑いました。人と話す時間が減ったことも想像以上でした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどになり、土日は確実に休めるようになりました。年収は380万円に上がり、毎年の契約更新に怯えることがなくなったのが一番の変化です。
教員に戻りたいと思うか
英語を教える仕事は好きでしたが、非常勤の不安定さには戻りたくありません。正規採用の見込みがあれば別ですが、いまは考えていません。
これから転職する先生へのアドバイス
非常勤や講師の経験は、職務経歴書で「授業」ではなく「資料作成・数値管理・スケジュール管理」と書き換えると、事務職の採用担当に伝わります。年度途中でも動けるのが講師の強みです。
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