CASE-0517 / 2025年4月転職
31歳・公立中学校の社会教師から、メーカーの人事へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- メーカー 1,001名〜
- 転職後職種
- 人事
- 年収
- 550 → 550万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類9 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
社会科の授業で、生徒が社会の仕組みに関心を持つ瞬間に立ち会いたいと思い、教員になりました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
中学校で社会科を担当し、学級担任を8年間受け持ちました。3年生の進路指導と学年の生徒指導担当を兼ね、行事の運営や成績処理にも時間を取られていました。
部活動と労働時間の実際
サッカー部の顧問で、平日はほぼ毎日、週末もどちらかは活動か試合でした。部活が終わってから授業準備を始めるので退勤は20時過ぎが多く、時間外勤務は月80時間ほど。休日出勤も毎週のようにありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間や休日にも入り、気持ちの切り替えが難しい時期がありました。生徒同士のトラブルでは、関係する家庭それぞれと面談を重ね、着地させるまでに神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
30歳を過ぎ、この働き方を定年まで続ける自信が持てなくなりました。人と関係を作りながら進める仕事にやりがいを感じていたので、人や組織に関わる仕事へ軸を移せないかと考えるようになりました。転職した同僚の存在も後押しになりました。
なぜその仕事を選んだか
採用や人材育成なら、生徒や保護者と信頼関係を築いてきた経験が活かせると考えました。人が入社し、定着して力を発揮するまでを支える仕事に関心がありました。
年度のどのタイミングで動いたか
1学期の終わりごろから情報収集を始め、夏休みに応募と面接を進めました。年度末退職に間に合うよう、秋までの内定を目標にしました。
転職活動をどう進めたか
総合型の大手エージェント2社に登録しました。1社は紹介求人が合わず途中で連絡を減らし、もう1社の担当者が製造業の人事・採用求人を継続的に紹介してくれました。職務経歴書は、担任や分掌で人に関わった具体例を数字とともに書き直しました。応募は18社ほど、書類通過は半分ほどでした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月の面談で管理職に退職の意向を伝えました。学年の中心を任されていたため引き止めはありましたが、年度末退職を前提に引き継ぎを進めることで理解を得られました。
面接で聞かれたこと
担任として難しい家庭とどう関係を作ってきたか、具体的な場面を聞かれました。数字で成果を示しにくい仕事で、何を手がかりに自分の仕事を振り返ってきたかも問われました。
教員経験で評価されたこと
立場の違う相手の話をまず引き取ってから調整する進め方を評価されました。年間の行事や成績処理を段取りして回してきた点も、労務や採用の実務に向くと言われました。
内定先を選んだ理由
複数の部門と関わる採用担当として育てたいという話が具体的で、入社後の役割が想像できたことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
学校では自分の判断で進められたことも、企業では関係部署の合意を取ってからでないと動けず、はじめは歯がゆく感じました。求められる文書の精度や期限管理も、教員時代とは基準が違いました。
働き方・生活はどう変わったか
時間外勤務は月30時間ほどに減り、平日の夜と週末に予定を入れられるようになりました。年収は前職とほぼ変わりませんが、時間の余裕が増えたぶん納得しています。
教員に戻りたいと思うか
授業や生徒との時間には未練がありますが、今の働き方を手放してまで戻りたいとは思いません。教育に関わりたい気持ちは、採用や育成の仕事で満たせています。
これから転職する先生へのアドバイス
教員の仕事は成果が数字で見えにくいぶん、日々の関わりを言葉にして書き出す時間をかけると、職務経歴書の説得力が変わります。焦らず、年度の予定から逆算して動く方が引き継ぎも気持ちよく終えられます。
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