CASE-0416 / 2023年9月転職
31歳・公立中学校の栄養教諭から、金融の個人営業へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 栄養教諭
- 転職先業界
- 金融 1,001名〜
- 転職後職種
- 個人営業
- 年収
- 530 → 550万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類8 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
実習で学校給食の現場を見て、献立づくりが教育そのものだと感じたのがきっかけです。いま同じ年齢に戻っても、たぶん同じ選択をすると思います。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で9年間、栄養教諭として勤めました。献立の作成と食材の発注、衛生管理を担当しながら、各クラスで食育の授業を行っています。アレルギー対応の献立は個別に組む必要があり、確認作業に一番時間がかかりました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を献立作成とアレルギー対応の確認が埋めていました。月の残業は68時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。体力があるうちは何とかなりますが、長くは続きません。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
給食費の未納や、家庭での食事の状況が気になる子について、担任と情報を共有する役割もありました。感謝されることもあり、そこが支えになっていました。
転職を考えたきっかけ
仕事自体に不満はありませんでした。ただ、人手不足の中で一人あたりの負担が増え続け、現場の努力で支える構造そのものに限界を感じました。職場の誰にも言えないまま、一人で考えていた時期がありました。
なぜその仕事を選んだか
個人営業なら、教員時代に感じていた「最後まで見届けられない」もどかしさが減ると考えました。転職エージェントに提案されて、初めて知った職種でした。
年度のどのタイミングで動いたか
年度の区切りを待たずに動いています。8月に管理職へ伝え、8月末で退職しました。年度末まで待つ選択もありましたが、内定先の入社時期に合わせました。面接の日程調整だけは、最後まで綱渡りでした。
転職活動をどう進めたか
応募24社、書類通過8社、面接6社、内定2社でした。求人サイトで相場を見てから、教員特化のエージェントに登録しました。希望条件を3つに絞ってから、求人の見え方が変わりました。最初の面談で、自分の市場価値がだいたい見えました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
8月に学年主任、そのあと管理職へ伝えました。驚かれはしましたが、理由を話すと納得してもらえました。感情的な場面はなく、淡々と進みました。
面接で聞かれたこと
退職理由については、どの会社もかなり時間を割いて聞いてきます。学校への不満ではなく、やりたいことの話に置き換えて答えています。志望動機よりも、退職理由のほうが重視されている印象でした。
教員経験で評価されたこと
専門的な内容を子ども向けにかみ砕いてきたことが、そのまま伝える仕事に活きています。数字と一緒に話すと、納得してもらいやすかったです。
内定先を選んだ理由
条件面はほぼ横並びだったので、通勤時間と勤務の柔軟さで決めました。いま振り返っても、この判断は間違っていませんでした。
転職後に感じたギャップ
決めるスピードが速く、議論より先に動くことが求められます。慣れるまでは落ち着かなかったです。思っていたほど大きな差ではなかった、というのが結論です。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月33時間ほどになりました。在宅勤務が使える日があり、通勤の負担がかなり減りました。在宅勤務が使えるかどうかで、生活はかなり変わりました。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。ただ、授業をすること自体は好きだったので、関わり方は探していきたいです。学校という場所が嫌いになったわけではありません。
これから転職する先生へのアドバイス
書類が通らないのを「教員だから」と片づけないでください。多くは書き方の問題で、直せば通ります。体調だけは、何より優先してほしいです。
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