CASE-0578 / 2024年4月転職
32歳・私立中学校の社会教師から、不動産業界の広報へ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 私立 中学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- 不動産 101〜300名
- 転職後職種
- 広報
- 年収
- 550 → 550万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類8 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
歴史の話をすると目を輝かせる生徒を家庭教師のアルバイトで見て、社会科の面白さを伝える仕事がしたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
中学校で社会科を教え、1年生から3年生まで持ち上がりで担任を務めました。私立なので生徒募集にも関わり、学校説明会の運営や学校案内のパンフレットづくり、学校の公式アカウントの更新を任されていました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で、活動は週に3日ほどでした。部活動の負担は軽いほうでしたが、説明会や入試広報の仕事が土日に入るため、月の残業は60時間ほどありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
私立は保護者の学校への期待が大きく、学習面の要望を細かく伝えられることが多かったです。高校進学を見据えた進路の相談も多く、丁寧な説明が欠かせませんでした。
転職を考えたきっかけ
私立中学の教員は異動がないため、30代以降も同じ学校で同じ役割を続ける姿がはっきり見えていました。一方で、入試広報の仕事で自分の作ったパンフレットや投稿に反応があるのが楽しく、こちらを本業にしてみたいと思うようになりました。
なぜその仕事を選んだか
学校の魅力を受験生や保護者に伝えてきた経験は、そのまま広報の仕事に重なると考えました。不動産業界は住まい選びという大きな決断を支える業界で、学校選びを支えてきた経験に近いものを感じました。
年度のどのタイミングで動いたか
担任した学年を送り出した翌年度の4月に動き始め、夏までに内定をもらいました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは使わず、転職サイトの求人検索だけで進めました。広報の求人は数が少なく、条件を自分で細かく絞り込んで毎朝新着を確認するほうが性に合っていたからです。応募書類には、担当した広報で説明会の申込みがどう変わったかを数字で書きました。18社に応募し、書類が通ったのは8社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出た9月に校長へ伝え、その後に理事長にも直接報告しました。私立は次年度の採用計画を秋に固めるため、早めに伝えたことでかえって感謝されました。
面接で聞かれたこと
「学校の広報で、成果をどう測っていたか」を詳しく聞かれました。社内報や取材対応など、外向けではない仕事にも前向きに取り組めるかも確認されました。
教員経験で評価されたこと
専門用語を使わずに分かりやすく説明する力は、物件や会社の魅力を伝える文章づくりで評価されました。説明会を何度も運営してきた段取りの力も、イベントの企画で役立つと言ってもらえました。
内定先を選んだ理由
広報の担当者が少なく、入社してすぐに発信の仕事を任せてもらえる環境だったことが決め手です。
転職後に感じたギャップ
年収は550万円でほぼ変わりませんが、仕事の成果が反応の数字で毎月はっきり見えるのは教員時代になかった緊張感です。不動産の専門用語や法律の知識が足りず、最初の半年は原稿の確認で何度も差し戻されました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどに減り、土日は基本的に休めるようになりました。平日の夜に本を読む時間が戻ってきたのが一番うれしい変化です。
教員に戻りたいと思うか
教壇に立ちたい気持ちは今はありません。ただ、地域の学習イベントなどで社会科の話をする機会があれば関わってみたいです。
これから転職する先生へのアドバイス
私立の先生は、生徒募集や広報など授業以外の仕事にこそ異業種で通用する経験が眠っていることが多いです。どんな工夫で何が変わったのかを、日ごろから記録に残しておくと書類で必ず役立ちます。
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