CASE-0511 / 2025年10月転職
32歳・公立中学校の国語教師から、医療・福祉分野の事務職へ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 医療・福祉 101〜300名
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 565 → 515万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募20 → 書類9 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
言葉を通して生徒の世界を広げる仕事がしたいと思い、大学で国語の教員免許を取りました。中学時代の恩師の影響が大きかったです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で国語を担当し、10年のうち7年は学級担任を持ちました。学年の進路指導係と文化部の顧問も兼ね、生徒の作文や日記へのコメント返しに毎晩追われていました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で、発表会前は土曜も指導がありました。残業は月66時間ほどで、平日は21時前に退勤できない日が多かったです。休日出勤も月1〜2回ありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
不登校の生徒の家庭と放課後に長い電話が続いた時期があり、気持ちの切り替えが難しかったです。学年で問題が起きるたびに複数の家庭へ連絡が必要で、常に気を張っていました。
転職を考えたきっかけ
10年目の秋に体調を崩し、2か月ほど休職しました。眠れず食欲も落ち、同じ働き方には戻れないと感じました。主治医と復帰を相談する中で、勤務時間の見通しが立つ仕事に変えようと決めました。
なぜその仕事を選んだか
事務職なら定時で帰りやすく、体調を保ちながら続けられると考えました。医療・福祉の分野なら人を支える実感が持て、教育と地続きに感じられたのも理由です。
年度のどのタイミングで動いたか
休職中の12月から情報を集め始め、年度途中の10月付けで退職・転職しました。
転職活動をどう進めたか
体調のことがあったので、教員に特化した転職エージェント1社だけに登録し、大手の総合型は使いませんでした。担当者には休職中であることを先に伝え、面接を1日に詰め込まないよう調整してもらいました。応募はエージェント経由に絞り、自分のペースで書類を出しました。無理なく進められる方法を優先した結果です。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
休職を延長せず退職したいと、7月に校長へ直接伝えました。慰留はありましたが、診断書を見せて理解してもらえました。
面接で聞かれたこと
休職に至った経緯と、いまの回復の状況は必ず聞かれました。パソコン操作や電話応対にどのくらい慣れているかも確認されました。
教員経験で評価されたこと
保護者向けの文書や学年だよりを数多く書いてきた点を、正確で速いと評価されました。複数の締め切りを並行して管理してきた経験も、事務の適性として見てもらえました。
内定先を選んだ理由
残業がほぼないことと、面接での説明が誇張なく誠実だったことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
教員のときのように自分の裁量で動かせる範囲は狭く、決まった手順に沿う場面が多いです。やりがいの面では物足りなさを感じることもあります。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどに減り、毎晩7時には帰宅しています。年収は50万円ほど下がりましたが、通院や薬代の負担が減り、生活のリズムは整いました。
教員に戻りたいと思うか
授業そのものは好きだったので、戻りたい気持ちがゼロではありません。ただ、あの働き方に戻る自信はまだ持てません。
これから転職する先生へのアドバイス
体調が落ちているときの判断を、先延ばしにしないでほしいです。休職の経歴があっても受け入れてくれる会社はあり、隠さず話したほうが結果的にうまくいきました。
転職を進めるときに使えるサービス
-
ワンキャリア転職 情報収集のスタート スポンサー
民間企業のリアルを知ることができます。「企業選びで失敗したくない」「選考前に情報をしっかり集めたい」という方におすすめです。
ワンキャリア転職を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける