CASE-0579 / 2026年4月転職
30歳・公立中学校の国語教師から、官公庁・自治体の公務員(行政職)へ転職した事例
- 転職時年齢
- 30歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 官公庁・自治体 1,001名〜
- 転職後職種
- 公務員(行政職)
- 年収
- 540 → 490万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類6 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
本を読むのが好きで、中学時代の国語の授業で作文をほめられたことが忘れられず、言葉の力を伝える仕事に就きたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
国語を週18コマ担当し、2年生と3年生の担任を続けて務めました。分掌は教務で、時間割の調整や成績処理の取りまとめも担っていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日の練習に加えて土日のどちらかは必ず大会か練習試合でした。月の残業は80時間ほどで、テストの採点は家に持ち帰るのが当たり前でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
不登校の生徒の家庭と毎週連絡を取り、学校に来られる日を一緒に探していました。保護者の不安が強い時期は、夜に1時間以上電話で話すこともありました。
転職を考えたきっかけ
教務の仕事を通して、学校の外にある教育委員会や市役所の仕組みに興味を持つようになりました。公務員としての立場は保ったまま、土日に休める働き方にしたいと考え、市役所への転職を目指しました。
なぜその仕事を選んだか
地域の住民と直接関わる仕事で、教員として保護者に向き合ってきた経験が活かせると思いました。
年度のどのタイミングで動いたか
1月に社会人経験者採用の情報を集め始め、春から通信講座で教養試験の勉強をしました。夏に一次試験、秋に面接を受け、10月末に最終合格が出ました。
転職活動をどう進めたか
公務員試験が中心なので、転職エージェントは使いませんでした。近隣の市役所の社会人枠3つに加え、もしもの備えとして求人サイトで団体職員や民間企業にも応募しました。勉強は通信講座の教材を使い、平日は朝5時に起きて1時間、部活動のない日に過去問を進めました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
最終合格の通知を受けた翌週の11月に校長へ伝えました。公務員から公務員への転職ということもあり、驚かれはしましたが前向きに送り出してもらえました。
面接で聞かれたこと
「教員の経験を、市の行政でどう活かせるか」と「希望しない部署に配属されたらどうするか」を聞かれました。
教員経験で評価されたこと
立場の違う保護者や生徒に合わせて説明を変えてきたことが、窓口業務に向いていると評価されました。教務で期限のある書類を落とさず回してきた経験も、事務処理の力として見てもらえました。
内定先を選んだ理由
民間からも内定をもらいましたが、地元の市で長く働ける見通しと、休日がきちんと取れることを優先しました。
転職後に感じたギャップ
年収は540万円から490万円と50万円下がり、教職調整額がなくなった分を実感しています。最初の配属は税の窓口で、法律や制度を一から覚えるのに苦労しました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどになり、土日は基本的に休みです。採点を持ち帰らなくてよくなり、夜に自分の本を読む時間ができました。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻りたい気持ちは今のところありません。生涯学習の担当になれたら、教員の経験を別の形で活かしたいと思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
市役所の社会人枠は試験日程が重なることが多いので、受けたい自治体の日程を年明けには一覧にしておくと計画が立てやすいです。論文では教育論より、実際に動いて解決した場面を書くほうが面接でも話が広がりました。
転職を進めるときに使えるサービス
-
教員からの転職 LINEオープンチャット
教員から民間企業への転職を目指す方が集まる、日本最大級のLINEオープンチャットです。転職に関する情報交換や、転職経験者の体験談・キャリア情報などを共有しています。
教員からの転職を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける