CASE-0551 / 2025年4月転職
32歳・公立中学校の情報教師から、医療・福祉業界の社内SEへ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- 医療・福祉 301〜1,000名
- 転職後職種
- 社内SE・情報システム
- 年収
- 565 → 565万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
中学生のころにパソコンの授業が楽しく、情報の面白さを伝える側になりたいと思って教員を目指しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
情報の授業を全学年で受け持ちながら、学級担任を6年経験しました。分掌では情報教育の担当として、校内の端末管理や校務支援システムの設定、先生方からの操作の問い合わせ対応まで引き受けていました。
部活動と労働時間の実際
顧問は文化部で、活動は週に6時間ほどでした。部活動の負担は軽いほうでしたが、端末の不具合や設定変更は授業のない放課後にしか手をつけられず、残業は月62時間ほどありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
生徒の端末をめぐるトラブルが多く、ネット上のやりとりが発端の相談に保護者と何度も向き合いました。どこまでが自分の役目なのか、線引きが難しかったです。
転職を考えたきっかけ
30歳を過ぎたころ、授業よりも端末や校内ネットワークの面倒を見ている時間のほうが長いことに気づきました。それなら仕組みを整える仕事を本業にしたほうが、自分の得意なことを伸ばせると考えるようになりました。
なぜその仕事を選んだか
使う人の困りごとを聞いて環境を整える社内SEは、学校でやってきたことに近いと思いました。病院や施設の職員を支える仕事という点でも、教員と通じるものを感じました。
年度のどのタイミングで動いたか
2年生の担任を持っていた年の6月に動き始め、夏休みに面接を集中させて、11月に内定をもらいました。
転職活動をどう進めたか
エージェントはIT職に特化した1社だけに絞りました。社内SEの求人は業界がばらばらで、職種で探せるところのほうが効率がよかったからです。校内の端末管理をどう書けば実務経験として伝わるか相談し、台数や対応件数を書き足しました。応募は18社で、面接に進んだのは6社です。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出た翌週の11月に、まず教頭に相談し、その後校長に退職の意思を伝えました。情報担当の後任がいないことを心配されましたが、引き継ぎの資料を作ると約束して年度末で退職することになりました。
面接で聞かれたこと
校内でどんなシステムを扱い、トラブルをどう切り分けたかを具体的に聞かれました。夜間や休日の対応ができるかも確認されました。
教員経験で評価されたこと
パソコンが苦手な先生向けに手順書を作っていたことが、職員向けのマニュアル作りに活かせると評価されました。忙しい相手の話を最後まで聞く姿勢も大事だと言われました。
内定先を選んだ理由
もう1社はIT企業でしたが、病院と施設の職員が使う仕組みを内側から整えられる点にひかれて、この法人に決めました。
転職後に感じたギャップ
学校ではほぼ一人で決めていましたが、今は導入の承認に時間がかかり、最初はもどかしさを感じました。医療特有のシステムの用語を覚えるのにも半年かかりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどになり、年収はほぼ変わりませんが、平日の夜に家族と夕食をとれる日が増えました。夜間の障害対応は当番制で、月に1回ほど電話がかかってくる程度です。
教員に戻りたいと思うか
授業の手応えは懐かしいですが、戻りたいとは思っていません。職員向けの勉強会で、少し教える楽しさを味わえています。
これから転職する先生へのアドバイス
校内の端末管理や問い合わせ対応を任されている先生は、それ自体が立派な情報システムの実務経験です。台数や件数、作った手順書の数を今のうちに書き留めておくと、職務経歴書を書くときにそのまま使えます。
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