CASE-0596 / 2026年4月転職
28歳・私立幼稚園の教諭から、地方公務員(行政職)へ転職した事例
- 転職時年齢
- 28歳
- 校種
- 私立 幼稚園・認定こども園
- 担当教科
- その他
- 転職先業界
- 官公庁・自治体 1,001名〜
- 転職後職種
- 公務員(行政職)
- 年収
- 415 → 485万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募13 → 書類6 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
小さい子と過ごすのが好きで、短大で幼稚園教諭の免許を取り、そのまま地元の私立幼稚園に就職しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
年中・年長のクラスを交代で受け持ち、毎年25人前後の子どもを担当していました。行事の企画や園だよりの作成、未就園児クラスの運営も任されていました。
部活動と労働時間の実際
部活動はありませんが、子どもが帰ったあとに製作物の準備や連絡帳の記入、行事の飾り付けが続き、残業は月55時間ほどでした。運動会や発表会の前は、月に1〜2回は休日に出て準備をしていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
送迎の時間に保護者から相談を受けることが多く、その場で答えにくい内容も少なくありませんでした。子ども同士のけんかでけがが出たときは、双方の家庭への説明に神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
同じ園で6年働いても給与がほとんど上がらず、結婚を考えたときに将来の生活が見通せませんでした。園長や主任の顔ぶれも変わらないので、この先の役割が増える見込みもありませんでした。
なぜその仕事を選んだか
子育て支援の窓口で、保育の現場を知っている職員が少ないと聞き、経験を別の形で活かせると思いました。給与の上がり方が決まっていて、長く働ける見通しが立つことも大きかったです。
年度のどのタイミングで動いたか
年度が始まってすぐの4月に勉強を始め、夏の試験を受けて秋に結果が出ました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは使わず、市役所の社会人経験者採用と一般枠をあわせて4つ受けました。教養試験は通信講座を使い、帰宅後に1時間、土日に3時間ずつ問題集を解いていました。万が一に備えて求人サイトで民間の事務職にも9社応募しましたが、勉強との両立が難しく、選考は途中で辞退したものが多いです。合計13件に応募して書類や筆記の通過は6件、面接まで進んだのは4件、内定は市役所1つと民間1社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に最終合格の通知が届いてから、園長に年度末で退職したいと伝えました。私立なので後任探しを心配されましたが、早めに伝えたことで年明けには次の先生が決まりました。
面接で聞かれたこと
「なぜ幼稚園ではなく行政なのか」を、面接のたびに角度を変えて聞かれました。保護者からの苦情にどう対応したかも、具体的な場面を挙げて説明するよう求められました。
教員経験で評価されたこと
保護者の話を最後まで聞き、言いにくいことも穏やかに伝えられる点を評価されたと思います。園だよりを毎月作っていたので、住民向けの分かりやすい文書が書けることも話しました。
内定先を選んだ理由
民間の内定先より年収が高く、子育て支援の部署を希望できる可能性があったので、迷わず市役所に決めました。
転職後に感じたギャップ
年収は70万円上がりましたが、最初の配属は税の窓口で、子どもと関わる仕事ではありませんでした。法律や条例を調べながら書類を作る仕事に慣れるまで、半年ほどかかりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどで、行事前に休日出勤することもなくなりました。給与が上がったことで、貯金の計画を立てられるようになったのが一番の変化です。
教員に戻りたいと思うか
子どもの笑顔が恋しくなることはありますが、今は行政の側から子育て家庭を支えたいという気持ちの方が強いです。
これから転職する先生へのアドバイス
公務員試験は勉強の時間を確保できるかで結果が決まるので、行事の少ない時期から逆算して計画を立ててください。私立の園なら退職の時期を早めに伝えると、後任探しも含めて円満に進みやすいです。
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