CASE-0203 / 2025年8月転職
37歳・公立小学校の養護教諭から、医療・福祉の総務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 37歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 養護教諭
- 転職先業界
- 医療・福祉 301〜1,000名
- 転職後職種
- 総務
- 年収
- 590 → 475万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類12 → 面接9 → 内定2
教員になった理由
母が看護師で、人の体に関わる仕事は身近でした。その中でも予防に軸足を置きたくて学校を選んでいます。親には反対されませんでしたが、心配はされていたようです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で15年間、養護教諭として勤めました。保健室の来室対応に加えて、健康診断の計画と実施、保健だよりの発行、学校保健委員会の運営を担当しています。配慮が必要な子の情報を担任と共有する調整役も担っていました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を保健関係の書類作成と委員会の準備が埋めていました。月の残業は64時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。繁忙期と閑散期の差が激しいのも特徴だと思います。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
来室の記録は毎日残していましたが、それを誰と共有するかの判断は結局ひとりで決めるしかありませんでした。退勤時刻を決めていても、ここだけは崩れることが多かったです。
転職を考えたきっかけ
体調を崩したことがきっかけです。働き方を変えないと同じことを繰り返すと思い、動き始めました。振り返ると、兆しはもっと前からあったのだと思います。
なぜその仕事を選んだか
総務は医療・福祉業界の中でも人の入れ替わりが少ないと聞き、長く働けそうだと考えました。最初の一社目としては、無難な選択だったと思います。
年度のどのタイミングで動いたか
年度末まで待たずに退職する形になりました。7月に管理職へ伝え、7月末で退職しました。途中で抜けることへの引け目はありましたが、体調を優先しています。慌てて決めなかったのが、いちばんよかった点だと思います。
転職活動をどう進めたか
応募30社、書類通過12社、面接9社、内定2社でした。教員特化を軸に、大手の総合型を1社だけ補助として使いました。最初の1か月は情報を集めるだけに使い、応募を始めたのはそのあとです。情報を集めるだけの期間も、必要だったと感じています。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
7月、校長に退職の意思を伝えました。同じ時期に辞める人が他にもいて、まとめて手続きが進みました。手続きの流れを知っている人が身近にいたので助かりました。
面接で聞かれたこと
辞める理由を聞かれない面接は、一社もありませんでした。前半は経歴の確認、後半は「うちで何をやりたいか」。後半のほうが長い会社ほど、志望動機を作り込む必要がありました。一次と最終で、聞かれることは大きく変わりました。
教員経験で評価されたこと
専門知識を持たない相手に、噛み砕いて説明してきた経験を評価してもらえました。転職エージェントに指摘されて、初めて気づいた点です。
内定先を選んだ理由
事業の伸びしろと、自分が入って埋められる穴がはっきりしていたからです。待遇の詳細は、書面で確認してから返事をしています。
転職後に感じたギャップ
「わからないことは自分で調べて進める」のが前提で、教えてもらえる環境ではありませんでした。振り返ると、当たり前の変化だったと思います。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月17時間ほどになりました。家族と夕食を一緒に食べられるようになりました。仕事以外のことを考える余裕ができました。
教員に戻りたいと思うか
同じ働き方に戻るつもりはありません。ただ、教員の仕事を選ぶ人を否定する気持ちは全くないです。戻る戻らないより、いま何をするかを考えています。
これから転職する先生へのアドバイス
公立だと失業給付が出ません。次を決めずに辞めるなら、生活費を何か月分持てるか先に数えてください。残る選択をした人も、それはそれで立派だと思います。
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