CASE-0572 / 2024年4月転職
29歳・私立幼稚園の教諭から、不動産会社の個人営業へ転職した事例
- 転職時年齢
- 29歳
- 校種
- 私立 幼稚園・認定こども園
- 担当教科
- その他
- 転職先業界
- 不動産 101〜300名
- 転職後職種
- 個人営業
- 年収
- 425 → 485万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募15 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
小さい頃から年下の子の面倒を見るのが好きで、短大で幼児教育を学びました。子どもが毎日少しずつできることを増やしていく姿を、いちばん近くで見たいと思ったからです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
年中と年長のクラスを中心に、7年間受け持ちました。日々の保育に加えて、行事の企画や園だより、預かり保育の当番まで、少ない人数で回していました。
部活動と労働時間の実際
部活動はありませんが、子どもが帰ったあとに記録や制作物の準備があり、残業は月50時間ほどでした。運動会や発表会の前は持ち帰りの作業も多く、土曜の行事も月に1〜2回ありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
送迎のときに保護者から相談を受けることが多く、短い時間で不安を受け止める力はついたと思います。一方で、園の方針への苦情を担任が一人で受ける場面もあり、気持ちの切り替えが難しい時期がありました。
転職を考えたきっかけ
7年目になっても給与がほとんど上がらず、このまま30代を迎えて家計が成り立つのか不安になりました。
なぜその仕事を選んだか
保護者と話すのが苦にならなかったので、人と向き合う仕事なら活かせると考えました。成果が給与に反映される営業なら、頑張りが目に見える形で返ってくると思いました。
年度のどのタイミングで動いたか
春に転職を考え始め、園に早めに伝える必要があったので、夏休みの前後で応募を進めました。
転職活動をどう進めたか
エージェントには1社だけ面談を申し込みましたが、事務職を中心に勧められて方向が合わず、そのあとは使いませんでした。代わりに求人サイトに経歴を登録し、届いたスカウトの中から地元の会社を選んで応募しました。15社に応募して書類が通ったのは9社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
9月に園長へ、年度末で退職したいと伝えました。担任の先生を探す時間が必要なので早く言ってくれて助かると言われましたが、引き止めも何度かありました。
面接で聞かれたこと
「なぜ幼稚園から営業なのか」と「ノルマがあっても大丈夫か」は、どの会社でも聞かれました。土日の勤務ができるかも必ず確認されました。
教員経験で評価されたこと
保護者の不安を聞き取り、相手が納得するまで丁寧に説明してきた経験が、住まい探しのお客様対応に近いと評価されました。
内定先を選んだ理由
入社後3か月は先輩に同行して学べる仕組みがあり、未経験でも続けられそうだと感じた会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
年収は425万円から485万円に60万円上がりましたが、そのうちの一部は成約の歩合なので、月によって波があります。契約が取れない月が続いたときは、正直に言って辞めたいと思いましたし、数字で比べられる環境にはいまも慣れきっていません。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月50時間から30時間ほどに減りましたが、休みは水曜と隔週の日曜になり、土日休みの友人とは予定が合わなくなりました。持ち帰りの仕事がなくなったぶん、家では仕事のことを考えずに過ごせています。
教員に戻りたいと思うか
子どもと過ごす時間は今でも好きなので、迷う気持ちはあります。ただ、給与の不安を抱えたまま戻ることは考えていません。
これから転職する先生へのアドバイス
営業は年収が上がりやすい反面、休みの曜日と歩合の波で生活がかなり変わります。応募する前に、内定先の先輩の一週間の過ごし方を聞いておくと、入ってからの落差が小さくなると思います。
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