CASE-0574 / 2024年4月転職
34歳・公立小学校の養護教諭から、医療法人の人事へ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 養護教諭
- 転職先業界
- 医療・福祉 301〜1,000名
- 転職後職種
- 人事
- 年収
- 560 → 500万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
小学生のころ、体調を崩しがちだった私を保健室の先生がいつも気にかけてくれて、その姿に憧れて養護教諭を目指しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
一人で保健室を担当していました。けがや体調不良への対応に加えて、健康診断の計画と実施、保健だよりの作成、学校保健委員会の運営が主な仕事です。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、健康診断が集中する春と、宿泊学習の準備が重なる時期は帰りが遅くなり、残業は月55時間ほどでした。記録や書類は放課後にまとめて片づけるしかありませんでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
食物アレルギーのある子の保護者とは、給食や行事のたびに対応を細かく確認していました。教室に入れない子の居場所づくりにも長く関わりました。
転職を考えたきっかけ
養護教諭は学校に一人しかいないので、迷ったときに相談できる相手がいないのがずっとつらかったです。30代に入り、子どもだけでなく働く大人の心と体の健康にも関わってみたいと思うようになりました。
なぜその仕事を選んだか
人事なら職員の健康管理や働きやすい職場づくりに関われると考えました。医療法人を選んだのは、看護や健康の話が通じる職場のほうが、自分の経験を活かしやすいと思ったからです。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに入る前に登録し、秋に内定が出たので、年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
教員に特化したエージェントと、大手の総合型エージェントを1社ずつ併用しました。特化型の担当者には、保健室での対応や健康診断の運営を「人事の仕事でどう言いかえるか」を一緒に考えてもらい、職務経歴書の土台を作ってもらいました。一方で、道内の医療法人の管理部門の求人は大手のほうが圧倒的に多く、応募先はほとんど大手経由で見つけました。18社に応募して9社の書類が通り、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に校長へ年度末で辞めたいと伝えました。後任が見つかるかを心配されましたが、引き継ぎ資料を早めに用意して送り出してもらいました。
面接で聞かれたこと
「職員のメンタルヘルスにどう関わりたいか」と「数字やパソコンの事務作業は得意か」をよく聞かれました。
教員経験で評価されたこと
一人で健康診断を計画し、医師や業者と日程を調整してきた段取りの経験が、職員の健康診断を担当する仕事にそのまま近いと評価されました。話を否定せずに聞く姿勢も評価されました。
内定先を選んだ理由
2社のうち、職員の健康管理を担当する人が人事部に複数いて、一人で抱え込まずに済む会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
採用や給与計算など初めての仕事が多く、最初は用語を覚えるだけで精一杯でした。年収は560万円から500万円に、60万円下がりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月18時間ほどになり、平日の夜に自分の時間が持てるようになりました。休日に仕事を考える時間も減りました。
教員に戻りたいと思うか
子どもと関わる仕事への未練はありますが、今の仕事にやりがいがあるので戻るつもりはありません。
これから転職する先生へのアドバイス
養護教諭の仕事は外から見えにくいので、自分でも何をしてきたかを説明しにくいと思います。一年間の仕事を、計画・調整・相談対応のように分けて書き出してみると、ほかの職種でも通じる経験が意外と多いと気づけます。
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