CASE-0503 / 2025年4月転職
33歳・公立小学校の教員から、教育業界の教育コンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 33歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- 教育・EdTech 51〜100名
- 転職後職種
- 教育コンサルタント
- 年収
- 575 → 495万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募20 → 書類10 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
大学の学習支援ボランティアで、子どもが「わかった」と笑う瞬間に立ち会い、この仕事に就こうと決めました。教科を超えて成長全体に関われる小学校を選びました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
11年間、中学年と高学年の学級担任を中心に全教科を教えてきました。学年主任と研究主任も務め、校内研究では算数の授業づくりを取りまとめていました。
部活動と労働時間の実際
小学校なので部活動顧問はありませんが、校務分掌と行事の準備が積み重なり、残業は月65時間ほどでした。持ち帰った丸つけや所見づくりを含めると、負担はさらに大きかったです。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
配慮が必要な家庭が複数あり、放課後の電話や面談が長引きがちでした。学級内のトラブルを聞き取り、双方の保護者へ説明する場面では言葉選びに神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
目の前の子どもには全力を注げても、教育の仕組みそのものを良くする側には回れない、というもどかしさが30代で強くなりました。作った教材が校外に届かないことにも歯がゆさがありました。
なぜその仕事を選んだか
教育コンサルタントなら複数の学校や自治体に授業改善や研修を提案でき、現場で積んだ経験をそのまま活かせます。一人の教室ではなく、先生を支える側に回れる点にも惹かれました。
年度のどのタイミングで動いたか
学級を年度途中で空けたくなかったので、夏休みに情報収集を始め、9〜10月に応募しました。
転職活動をどう進めたか
応募20社、書類通過10社、面接5社、内定2社でした。教員特化のエージェントと、大手の総合型を1社ずつ併用しました。最初は書類が通らず、職務経歴書の書き方を変えてから反応が変わりました。学校の言葉を相手の業界の言葉に置き換えるのが要点です。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月の面談で管理職に退職の意向を伝え、11月に退職願を出しました。学年の体制に影響が出るため引き止められましたが、引き継ぎ資料を丁寧に用意すると約束し、年度末退職を認めてもらいました。
面接で聞かれたこと
「学級で成果が出なかった取り組みと、その原因の分析」を深く聞かれました。「立場の違う学校関係者と、どう折り合いをつけて仕事を進めるか」という問いもありました。
教員経験で評価されたこと
短い時間で相手の理解度を見取り、説明の順序を組み替える力を評価されました。保護者や同僚と合意形成をしてきた経験も、学校を相手にする仕事で信頼につながると言われました。
内定先を選んだ理由
若手にも学校訪問を任せてくれる会社を選びました。現場から離れすぎず、実際の教室を見ながら提案を組み立てられると考えたからです。
転職後に感じたギャップ
学校では自分の裁量で決められたことも、社内では稟議と合意が必要で、動き出すまでに時間がかかります。相手の学校が改善を望んでいないこともあり、熱意だけでは進みません。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月30時間ほどに減り、平日の夜を家族と過ごせるようになりました。年収は80万円ほど下がりましたが、持ち帰り仕事がなくなり、生活のリズムは整いました。
教員に戻りたいと思うか
子どもと過ごす時間が恋しくなることはありますが、いまは学校を外から支える仕事にやりがいを感じており、戻る予定はありません。
これから転職する先生へのアドバイス
教育業界内での転職は年収が一度下がる前提で家計を見直しておくと、条件面で焦らず選べます。校内研究や分掌で作った資料は職務経歴書の実績になるので、辞める前にまとめておくとよいです。
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