CASE-0108 / 2026年4月転職
31歳・公立小学校の教員から、IT・SaaSのマーケティングへ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- マーケティング
- 年収
- 550 → 455万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募33 → 書類14 → 面接10 → 内定3
教員になった理由
大学で教育学を専攻し、学んだことを人に伝える仕事に就きたいと考えていました。教育実習で子どもの反応を見て、進路を決めています。同じ理由で教員になった同期は、けっこう多い印象です。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で9年間勤めました。担任を持ちながら全教科を担当し、分掌は進路指導部です。記録と書類の作成に時間がかかり、教材研究は勤務時間の外に押し出されていました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を書類の作成と面談が埋めていました。月の残業は58時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。同じ学校でも、担当によって差がかなりありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
不登校の子への対応では、家庭・学年・管理職の間に立って調整を重ねました。正解のない判断を続けるのは消耗します。この経験は、転職後の面接でよく聞かれた話でもあります。
転職を考えたきっかけ
子どもが生まれたことで、終わる時間が読めない働き方を続けるのが現実的に難しくなりました。誰に相談すればいいのかわからない時期が、しばらく続きました。
なぜその仕事を選んだか
教育以外の世界を知りたい気持ちもあり、あえてマーケティングという職種を選んでいます。ここに絞ったことで、準備すべきことがはっきりしました。
年度のどのタイミングで動いたか
6月に転職サイトの登録から始め、10月に伝えて年度末退職という流れです。年度末での退職を狙うなら、伝える時期までに内定が出ている状態が理想だと思います。前倒しできる部分は前倒ししておくべきだったと思います。
転職活動をどう進めたか
応募33社、書類通過14社、面接10社、内定3社でした。エージェントは使わず、求人サイトと企業の採用ページからの直接応募だけで進めました。在職中の活動だったので、面接は年休と長期休業を使いました。日程調整が一番大変です。合わないと感じたら早めに切り替えるのが正解だと思います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月、副校長に退職の意思を伝えました。次が決まっていると伝えた時点で、話は退職の手続きに移りました。最終出勤日までは、ふだんどおりに過ごすようにしました。
面接で聞かれたこと
「どうして教職を離れるのか」という質問は、すべての面接で出ました。前半は経歴の確認、後半は「うちで何をやりたいか」。後半のほうが長い会社ほど、志望動機を作り込む必要がありました。最初の数社で聞かれたことが、その後の準備に役立ちました。
教員経験で評価されたこと
保護者対応で培った「相手の不安を先に言語化する」進め方が、そのまま評価されました。同じ話をしても、業界によって受け取られ方が違いました。
内定先を選んだ理由
迷いましたが、5年後に何をしていたいかを考えたときに残ったのがこの会社でした。迷ったときに、条件を書き出して比べました。
転職後に感じたギャップ
一人ひとりに時間をかける進め方は、そのままでは通用しませんでした。全体の仕組みを先に整える発想に切り替えるまで半年ほどかかっています。戸惑いはありましたが、致命的なものではありませんでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月28時間ほどになりました。長期休業がなくなった代わりに、平日の負荷が一定になりました。仕事の総量が減ったというより、読めるようになった感覚です。
教員に戻りたいと思うか
同じ働き方に戻るつもりはありません。ただ、教員の仕事を選ぶ人を否定する気持ちは全くないです。同じ質問を五年後にされたら、答えは違うかもしれません。
これから転職する先生へのアドバイス
校内では相談しにくいので、外に話せる相手を1人つくっておくと精神的に楽です。当時の自分に言ってあげたい内容でもあります。
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