CASE-0573 / 2025年4月転職
33歳・公立高等学校の数学教師から、コンサルティング会社の経理へ転職した事例
- 転職時年齢
- 33歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- コンサル 51〜100名
- 転職後職種
- 経理
- 年収
- 565 → 465万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募26 → 書類8 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
高校時代の数学の先生が、解けない問題を一緒に最後まで考えてくれた人で、自分もそういう教え方がしたいと思ったのがきっかけです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
進学を目指す生徒が多い高校で、1年生から3年生まで数学を担当しました。担任は3回持ち、分掌は教務で成績処理や時間割の調整を任されていました。
部活動と労働時間の実際
顧問は文化部で、活動は週に6時間ほどでした。部活動よりも、放課後の補習や模試の採点、成績処理の締め切りに追われる時期がきつく、残業は月60時間前後でした。休日の活動は月に1〜2回です。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
3年生の保護者から、志望校について夜に長い電話をいただくことがありました。伸び悩む生徒への声かけにも毎年悩みました。
転職を考えたきっかけ
10年目を迎え、この働き方を定年まで続けられるのか不安になりました。教務の仕事で数字を扱うのが性に合っていると気づき、数字を正確に処理する仕事を本業にしたいと考えるようになりました。
なぜその仕事を選んだか
経理なら資格で知識を証明できるので、未経験でも入口があると考えました。在職中に日商簿記2級を取り、それを武器にするつもりでした。
年度のどのタイミングで動いたか
簿記2級の合格が分かった春から動き始め、秋に内定をもらって年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
最初は教員の転職に特化したエージェント1社に登録しましたが、紹介されるのは教育業界の求人が中心で、経理の求人はほとんどありませんでした。夏に管理部門専門のエージェントへ乗り換えたところ、未経験可の経理求人を紹介してもらえるようになりました。担当者に「資格だけでは経験者に並べない」と言われ、教務での成績処理を正確さの実績として書き直しました。26社に応募して書類が通ったのは8社、内定は1社だけでした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に校長へ年度末で退職したいと伝えました。教務の後任を心配されましたが、引き継ぎ資料を早めに作って納得してもらいました。
面接で聞かれたこと
「なぜ教員を辞めてまで経理なのか」と「月末月初の繁忙期に残業が増えても大丈夫か」は、どの会社でも聞かれました。
教員経験で評価されたこと
成績処理で締め切りまでにミスなく数字をまとめてきた経験は、経理の月次決算に近いと言ってもらえました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、先輩が一から教えてくれる体制があり、ここなら実務を覚えられると思いました。
転職後に感じたギャップ
正直に言うと、資格を取れば何とかなると思っていたのは甘かったです。仕訳の知識はあっても実務のスピードには全くついていけず、最初の半年は毎日注意されて落ち込みました。年収も565万円から465万円に、100万円下がりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月25時間ほどになり、月末月初以外は定時で帰れる日が増えました。ただ、年収が下がったぶん生活は切り詰めていて、楽になったとは言い切れません。
教員に戻りたいと思うか
生徒が問題を解けた瞬間の顔を思い出すと、戻りたい日もあります。今は経理で一人前になるのが先です。
これから転職する先生へのアドバイス
資格は書類を通すための入口にはなりますが、それだけで採用されるわけではありません。資格を取る前に、その仕事で教員経験の何が活きるのかを先に言葉にしておくと、遠回りせずに済むと思います。
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