CASE-0230 / 2024年4月転職
44歳・公立中学校の技術・家庭教師から、メーカーの経理へ転職した事例
- 転職時年齢
- 44歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 技術・家庭
- 転職先業界
- メーカー 1,001名〜
- 転職後職種
- 経理
- 年収
- 695 → 580万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募15 → 書類7 → 面接5 → 内定3
教員になった理由
地元に戻って働きたいと考えたとき、公立学校の採用試験を受けるのが一番現実的でした。この理由は、転職の面接でもそのまま話しています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で22年間勤めました。担任を持ちながら技術・家庭の授業を担当し、分掌は特別活動部です。文化部顧問を週8時間ほど兼務していました。授業そのものは好きでしたが、それ以外の業務量が年々増えていました。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は週に3日ほど放課後に活動があり、長期休業中の活動が中心でした。週8時間ほどを部活に使っていて、これが月76時間の残業の大きな部分でした。好きで続けている先生もいるので、一律には語れない部分です。一度休んでみて、疲れの蓄積に気づきました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
転入・転出のたびに引き継ぎの書類と面談が発生し、年度途中でも作業が増えました。想定していたより、ずっと比重の大きい仕事でした。
転職を考えたきっかけ
22年続けた生活の中で、家族と過ごす時間を先に考えるようになりました。教育に関わる仕事は続けたかったので、形を変える道を探しています。職場が悪かったわけではない、というのは強調しておきたいです。
なぜその仕事を選んだか
学校を離れても教育に関わり続けたいと思い、メーカー業界の中で探しました。経理なら現場を知っていること自体が強みになります。ここを選んだことで、その後の面接も話しやすくなりました。
年度のどのタイミングで動いたか
3月から動き、11月の時点で管理職へ話し、年度末での退職になりました。3月末で切れるほうが、有給の消化も退職金の計算もきれいに収まります。内定の返事を待ってもらった期間もありました。
転職活動をどう進めたか
応募15社、書類通過7社、面接5社、内定3社でした。大手の求人サイトに登録して、自分で応募するところから始めました。最初の1か月は情報を集めるだけに使い、応募を始めたのはそのあとです。登録の順番は、あとから考えるとあまり関係ありませんでした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月末に校長へ話を通しました。想定していた質問はひととおりされ、そのうえで受け入れてもらえました。結果として、円満に区切りをつけられたと思っています。
面接で聞かれたこと
「なぜ学校を離れるのか」は、必ず最初に問われる質問です。担任の経験を具体的にどう活かすつもりかは、必ず掘り下げられました。待遇の話は、こちらから切り出すようにしています。
教員経験で評価されたこと
合わない相手とも仕事を成立させてきたことを、対人面の耐性として評価する会社もありました。当たり前にやっていたことが、外では当たり前ではありませんでした。
内定先を選んだ理由
面接で会った人が、いま自分が悩んでいることを一番よく理解してくれたからです。正直、ここしか受からなかったわけではありません。
転職後に感じたギャップ
一日の中で自分の裁量で使える時間が増えたぶん、優先順位を自分でつける必要が出てきました。この違和感は、時間が解決してくれました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月22時間ほどになりました。朝の出勤時刻が1時間遅くなり、睡眠時間が確保できるようになりました。残業がゼロになったわけではありませんが、質が違います。
教員に戻りたいと思うか
制度が変わって働き方が変わるなら、可能性はゼロではありません。今の仕事を続けられるうちは、考えないと思います。
これから転職する先生へのアドバイス
教科の専門性は思っているより外で評価されます。何をつくってきたかを見せられると話が早いです。転職が唯一の解決策ではない、というのも本音です。
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