CASE-0311 / 2023年4月転職
34歳・公立高等学校の国語教師から、官公庁・自治体の法務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 官公庁・自治体 1,001名〜
- 転職後職種
- 法務
- 年収
- 575 → 625万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類8 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
教育実習の2週間が想像以上に楽しく、そのまま採用試験を受けることに決めました。当時は、他の働き方をほとんど知らないまま決めていました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で12年間勤めました。担任を持ちながら国語の授業を担当し、分掌は生徒指導部です。文化部顧問を週5時間ほど兼務していました。会議の数が多く、一日のうち自分の判断で使える時間はわずかでした。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は放課後と長期休業中に活動があり、週末は年に数回の出勤で済んでいました。週5時間ほどを部活に使っていて、これが月64時間の残業の大きな部分でした。大会の引率が入る週は、休みが一日もない状態でした。土日がつぶれる週が続くと、平日の集中力も落ちていきました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
担任として抱えた話を誰にも共有できない時期があり、それがいちばんしんどかったです。誰かに引き継げる種類の仕事ではないのが、しんどいところでした。
転職を考えたきっかけ
12年目に入り、去年と同じ授業を繰り返している自分に気づきました。仕事は好きでしたが、このままでは自分が続かないと感じています。誰かに背中を押されたというより、自分の中で結論が出た形です。
なぜその仕事を選んだか
法務という職種名で探したというより、働き方と裁量の大きさで選びました。結果として法務に落ち着いています。実際に働いてみて、この判断は合っていたと思います。
年度のどのタイミングで動いたか
6月から少しずつ調べ始め、11月に管理職へ話して年度末で退職しています。年度末での退職を狙うなら、伝える時期までに内定が出ている状態が理想だと思います。年度という区切りがあるぶん、逆に計画は立てやすかったです。
転職活動をどう進めたか
応募24社、書類通過8社、面接6社、内定2社でした。教員特化のエージェント1社に絞って進めました。最初の1か月は情報を集めるだけに使い、応募を始めたのはそのあとです。担当者との相性は、想像以上に大きい要素でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月、まず管理職(校長・教頭)に時間をとってもらって伝えています。一度は考え直すよう言われましたが、二度目に伝えたときは受け入れてもらえました。手続き自体は、事務室が丁寧に案内してくれました。
面接で聞かれたこと
辞める理由を聞かれない面接は、一社もありませんでした。「数字で評価される環境に耐えられるか」を確認されることが多かったです。同じ質問でも、会社によって聞き方が違うのが面白かったです。
教員経験で評価されたこと
成績処理や名簿の管理を正確に続けてきたことを、細かい作業を落とさない人という評価につなげてもらえました。職務経歴書に書くまで、意識したことがなかった点です。
内定先を選んだ理由
残業の実態を数字で開示してくれた唯一の会社でした。返事をするまで、一週間ほど考える時間をもらいました。
転職後に感じたギャップ
会議で結論が出ないまま終わることが少なく、その場で決まるスピードに驚きました。これは学校との違いというより、組織文化の違いだと感じます。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月19時間ほどになりました。家族と夕食を一緒に食べられるようになりました。数字で見るより、体感の差のほうが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いませんが、学校の仕事を否定するつもりもありません。合う人には良い仕事だと思います。辞めたことを後悔したことは、一度もありません。
これから転職する先生へのアドバイス
公立だと失業給付が出ません。次を決めずに辞めるなら、生活費を何か月分持てるか先に数えてください。結論を急がないことが、いちばん大事だと思います。
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