CASE-0570 / 2026年4月転職
31歳・公立高等学校の期限付任用の保健体育教師から、不動産会社の法人営業へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 保健体育
- 転職先業界
- 不動産 301〜1,000名
- 転職後職種
- 法人営業
- 年収
- 515 → 595万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類10 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
高校時代に運動部で故障したとき、体の使い方から一緒に考えてくれた保健体育の先生に憧れたのがきっかけです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
期限付任用として6年間、保健体育を教えました。後半の3年間は学級担任も任され、分掌は生徒指導部で登下校指導や校内巡回を担当していました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日の朝練と放課後を合わせて週15時間ほど部活動に使っていました。土日もほぼ毎週練習か大会で、残業は月85時間前後ありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
生徒指導部として、校外でのトラブルの連絡が夜や休日に入ることがありました。保護者との面談では、正規の先生と同じ責任を求められる一方で、任用期間のことは話題にできないもどかしさがありました。
転職を考えたきっかけ
採用試験に5回挑戦して届かず、毎年3月まで次の年度の任用が決まらない状態が続いていました。30歳を過ぎて結婚を考えたとき、この先の見通しが立たない働き方を続けるのは難しいと判断しました。
なぜその仕事を選んだか
体力と、初対面の人とすぐに打ち解けられることには自信があったので、それが成果に結びつく仕事を選びました。法人営業なら個人のお客様より長い付き合いになると聞き、部活動の保護者会とのやり取りに近いと感じたのも理由です。
年度のどのタイミングで動いたか
7月の採用試験の結果を待たずに動き始め、2学期の初めから応募しました。内定は10月で、任用期間が終わる年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは営業職に特化したところを1社だけ使いました。総合型にも登録はしましたが、担当者から事務職ばかり勧められて方向が合わず、すぐに連絡を止めました。営業特化の担当者は、体育会系の経歴を営業でどう伝えるかに慣れていて、面接で話す実績の選び方まで一緒に考えてくれました。18社に応募し、10社の書類が通りました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に教頭へ、次の年度は任用を希望しないと伝えました。もともと1年ごとの任用だったので、学校側からは「年度末まで担任を頼む」と言われただけで、話は早く進みました。
面接で聞かれたこと
「採用試験に受からなかったから営業なのか」と率直に聞かれました。部活動で目標をどう立てて、達成できなかったときにどう立て直したかも詳しく聞かれました。
教員経験で評価されたこと
大会に向けて逆算して練習計画を立て、結果を振り返ってきた経験が、営業の目標管理に近いと評価されました。保護者や地域の方と調整してきたことも、法人の担当者との関係づくりに活きると言われました。
内定先を選んだ理由
2社のうち、地元の東北に拠点があり、入社後の研修期間が長い会社を選びました。期限のない正社員として働けることが何よりの決め手でした。
転職後に感じたギャップ
年収は515万円から595万円と80万円上がりましたが、そのうち一部は成果に応じた手当なので、月によって差があります。数字で毎週評価される環境には、最初の半年はかなり緊張しました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月85時間から30時間ほどになり、土日はほぼ休めるようになりました。来年の任用が決まるかを毎年気にしなくてよくなったのが、生活の面で一番大きな変化です。
教員に戻りたいと思うか
教えること自体は好きなので、地域のスポーツ少年団の指導には関わっています。学校に戻ることは今のところ考えていません。
これから転職する先生へのアドバイス
期限付任用の先生は、正規の先生と同じ仕事をしてきたことを遠慮せずに書いてください。担任や分掌の経験は、雇用形態に関係なく企業から見れば立派な実務経験です。
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