CASE-0420 / 2023年4月転職
44歳・国立高専・大学の情報教師から、IT・SaaSのITコンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 44歳
- 校種
- 国立 高専・大学
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- IT・SaaS 1,001名〜
- 転職後職種
- ITコンサルタント
- 年収
- 715 → 765万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類6 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
教育実習の2週間が想像以上に楽しく、そのまま採用試験を受けることに決めました。その動機と実際の仕事とのずれが、あとで効いてきました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
国立高専・大学で18年間、情報の授業と研究室の運営を担当しました。授業に加えて、入試業務・学生の進路指導・学科の運営に関わる会議が年々増えていきました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を入試業務と学科運営の会議が埋めていました。月の残業は48時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。若い先生ほど、この部分を多く任される傾向がありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
メンタル面の不調を抱える学生が増え、学内の相談窓口につなぐまでの対応を担うことが多かったです。自分の判断が正しかったのかは、いまだにわかりません。
転職を考えたきっかけ
18年目に入り、去年と同じ授業を繰り返している自分に気づきました。仕事は好きでしたが、このままでは自分が続かないと感じています。辞めるか続けるかを、ノートに書き出して整理しました。
なぜその仕事を選んだか
ITコンサルタントという職種名で探したというより、働き方と裁量の大きさで選びました。結果としてITコンサルタントに落ち着いています。将来的に別の職種へ移る余地があることも見ていました。
年度のどのタイミングで動いたか
6月ごろに調べ始め、内定が出た11月に管理職へ伝えて3月末で辞めています。年度末での退職を狙うなら、伝える時期までに内定が出ている状態が理想だと思います。家族の予定とも合わせながら組み立てました。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過6社、面接4社、内定2社でした。教員特化のエージェント1社に絞って進めました。応募先は同時に5社までと決めて、対応が雑にならないようにしました。エージェント経由と直接応募で、通過率はかなり違いました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月の段階で校長には話してあります。想定していた質問はひととおりされ、そのうえで受け入れてもらえました。伝えたあとの職場での過ごし方には、少し気を使いました。
面接で聞かれたこと
一次面接の冒頭は、たいてい退職理由の確認からでした。「民間のスピード感に対応できるか」もほぼ毎回聞かれました。緊張はしましたが、場数を踏むと慣れました。
教員経験で評価されたこと
成績処理や名簿の管理を正確に続けてきたことを、細かい作業を落とさない人という評価につなげてもらえました。書類の段階から、この部分を前面に出すようにしました。
内定先を選んだ理由
残業の実態を数字で開示してくれた唯一の会社でした。教員からの転職者が過去にいたことも、判断材料になりました。
転職後に感じたギャップ
会議で結論が出ないまま終わることが少なく、その場で決まるスピードに驚きました。つらかったのは最初の一か月だけでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月39時間ほどになりました。有給が申請すれば普通に取れる、という当たり前に驚きました。転職前の生活には、もう戻れないと思います。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻るつもりはありませんが、非常勤で週一回だけという形なら考えます。同じ質問を後輩からされることもあります。
これから転職する先生へのアドバイス
年収だけで比べると下がることが多いと思います。判断の軸を先に決めておくと迷いが減ります。半年後の自分がどうなっていたいかで考えてみてください。
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