CASE-0149 / 2023年4月転職
34歳・国立高専・大学の情報教師から、IT・SaaSのITコンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 国立 高専・大学
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- IT・SaaS 301〜1,000名
- 転職後職種
- ITコンサルタント
- 年収
- 605 → 635万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類5 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。当時は、他の働き方をほとんど知らないまま決めていました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
国立高専・大学で8年間、情報の授業と研究室の運営を担当しました。授業に加えて、入試業務・学生の進路指導・学科の運営に関わる会議が年々増えていきました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を入試業務と学科運営の会議が埋めていました。月の残業は41時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。土日がつぶれる週が続くと、平日の集中力も落ちていきました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路や研究の相談に加えて、生活面の相談を受けることも増え、対応の線引きが難しくなりました。誰かに引き継げる種類の仕事ではないのが、しんどいところでした。
転職を考えたきっかけ
体調を崩したことがきっかけです。働き方を変えないと同じことを繰り返すと思い、動き始めました。誰かに背中を押されたというより、自分の中で結論が出た形です。
なぜその仕事を選んだか
ITコンサルタントは、授業と研究室運営で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。実際に働いてみて、この判断は合っていたと思います。
年度のどのタイミングで動いたか
6月ごろに調べ始め、内定が出た9月に管理職へ伝えて3月末で辞めています。教科書の採択や次年度の分掌が決まる前に話せたのは、結果的によかったです。年度という区切りがあるぶん、逆に計画は立てやすかったです。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過5社、面接3社、内定2社でした。教員特化を軸に、大手の総合型を1社だけ補助として使いました。教育業界とそれ以外を並行して受け、比べながら絞り込みました。担当者との相性は、想像以上に大きい要素でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
9月の段階で教頭には話してあります。意外なほどあっさりで、拍子抜けしたというのが正直な感想です。手続き自体は、事務室が丁寧に案内してくれました。
面接で聞かれたこと
「本当に辞めていいのか」という趣旨の確認は、どこでもありました。「民間のスピード感に対応できるか」もほぼ毎回聞かれました。同じ質問でも、会社によって聞き方が違うのが面白かったです。
教員経験で評価されたこと
担当を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。職務経歴書に書くまで、意識したことがなかった点です。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。返事をするまで、一週間ほど考える時間をもらいました。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。これは学校との違いというより、組織文化の違いだと感じます。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月39時間ほどになりました。持ち帰りの仕事が無くなり、平日の夜に自分の勉強時間が取れるようになりました。数字で見るより、体感の差のほうが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻るつもりはありませんが、非常勤で週一回だけという形なら考えます。辞めたことを後悔したことは、一度もありません。
これから転職する先生へのアドバイス
退職金は勤続年数の区切りで変わります。時期を決める前に事務室で試算してもらってください。結論を急がないことが、いちばん大事だと思います。
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