CASE-0133 / 2023年4月転職
27歳・公立高等学校の数学教師から、IT・SaaSのエンジニアへ転職した事例
- 転職時年齢
- 27歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- IT・SaaS 51〜100名
- 転職後職種
- エンジニア
- 年収
- 500 → 370万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類5 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
教育実習の2週間が想像以上に楽しく、そのまま採用試験を受けることに決めました。子どもと関わる仕事がしたい、という一点は最後までぶれていません。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で5年間勤めました。担任を持ちながら数学の授業を担当し、分掌は進路指導部です。文化部顧問を週4時間ほど兼務していました。欠員が出た年は、他の学年の授業も持つことになりました。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は放課後と長期休業中に活動があり、週末は年に数回の出勤で済んでいました。週4時間ほどを部活に使っていて、これが月66時間の残業の大きな部分でした。この時間は勤務時間として記録されていませんでした。休みの日に何もできない状態が、当たり前になっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
担任として抱えた話を誰にも共有できない時期があり、それがいちばんしんどかったです。若い先生ほど抱え込みやすい部分だと感じています。
転職を考えたきっかけ
職場の人間関係が理由の一つです。閉じた組織で合わない人と何年も組み続けるのは難しいと感じました。この理由は、面接でもそのまま正直に話しています。
なぜその仕事を選んだか
エンジニアという職種名で探したというより、働き方と裁量の大きさで選びました。結果としてエンジニアに落ち着いています。教員経験がマイナスにならない仕事を選んだつもりです。
年度のどのタイミングで動いたか
6月あたりから準備を始め、11月に管理職へ報告して3月末で退職しました。ボーナスの支給日を待ってから伝えるかどうかは、最後まで迷ったところです。周囲に知られないように動くのが、いちばん気を使いました。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過5社、面接3社、内定2社でした。教員特化のエージェント2社を比べて、担当者の合うほうに絞りました。在職中の活動だったので、面接は年休と長期休業を使いました。日程調整が一番大変です。面接の練習に付き合ってもらえたのが大きかったです。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月のはじめに管理職(校長・教頭)へ伝えました。同じ時期に辞める人が他にもいて、まとめて手続きが進みました。伝える順番を間違えないように気をつけました。
面接で聞かれたこと
面接で必ず出たのは、教員を辞める理由についての質問でした。「なぜこの年齢で」と年齢に触れられる場面もありましたが、経験を具体的に話すと質問は変わりました。答えを丸暗記せず、要点だけ決めておくようにしました。
教員経験で評価されたこと
成績処理や名簿の管理を正確に続けてきたことを、細かい作業を落とさない人という評価につなげてもらえました。教育業界以外でも通用するとわかったのは大きな発見でした。
内定先を選んだ理由
残業の実態を数字で開示してくれた唯一の会社でした。断った会社にも、丁寧に理由を伝えました。
転職後に感じたギャップ
会議で結論が出ないまま終わることが少なく、その場で決まるスピードに驚きました。教員からの転職者に共通する部分かもしれません。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月25時間ほどになりました。終業時刻が読めるようになり、平日に予定を入れられるようになりました。繁忙期はそれなりに忙しいので、常に楽なわけではありません。
教員に戻りたいと思うか
戻りたい気持ちはありませんが、教育に関わる仕事は続けたいと思っています。子どもと関わる仕事という意味では、形を変えて続けたいです。
これから転職する先生へのアドバイス
在職中に動くのは大変ですが、辞めてからより選択肢は広く持てます。焦って決めないほうがいいです。準備した分だけ、選択肢は広がると思います。
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