CASE-0597 / 2025年4月転職
29歳・公立高等学校の情報教師から、コンサルティング会社のITコンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 29歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- コンサル 301〜1,000名
- 転職後職種
- ITコンサルタント
- 年収
- 520 → 620万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類11 → 面接7 → 内定2
教員になった理由
高校時代にプログラミングの面白さを教えてくれた先生がいて、同じように情報の授業で生徒の興味を広げたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
情報の授業を受け持ち、2年目からは学級担任もしていました。分掌は情報管理の担当で、1人1台端末の設定や校内ネットワークの不具合対応、成績処理システムの管理まで任されていました。
部活動と労働時間の実際
パソコン部の顧問で、活動は週6時間ほどと軽めでした。ただ端末の不具合や先生方からの操作の相談が放課後に集中し、残業は月62時間ほどになっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
端末の破損や持ち帰り時のトラブルで保護者から連絡が来ることが多く、説明役はほぼ自分でした。ネット上のトラブルが起きたときは、情報担当として生徒指導にも呼ばれました。
転職を考えたきっかけ
校内の端末導入を進めるうちに、授業よりも仕組みを整える仕事の方に手応えを感じるようになりました。一方で、学校の中では自分の動き方を評価してくれる物差しがなく、このまま30代を迎えていいのか考えるようになりました。
なぜその仕事を選んだか
学校で現場の困りごとを聞き取り、端末やシステムの運用を決めてきた流れが、そのままITコンサルタントの仕事に近いと感じました。教育委員会や自治体向けの案件もある会社なら、学校の事情を知っていることも強みになると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
2年生の担任をしていた年の5月に情報収集を始め、夏休みに面接を集中させました。10月に内定が出て、年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
IT・コンサル職に強い特化型のエージェント1社と、大手の総合型エージェント1社を併用しました。特化型の方はコンサル各社の面接の傾向に詳しく、ケース面接の練習を3回付き合ってくれたのが大きかったです。大手の方は求人の幅を見るために使い、自分の市場価値を比べる材料にしました。職務経歴書では、端末導入を「要件整理、業者との調整、運用ルールの策定、研修」という工程で書き直しました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出た翌週、10月のうちに校長へ年度末で退職したいと伝えました。後任の情報担当が見つかるか心配されましたが、引き継ぎ資料をつくると約束して了承してもらいました。
面接で聞かれたこと
校内の端末導入で意見が割れたとき、どうやってまとめたかを詳しく聞かれました。ケース面接では、ある学校で端末の活用が進まない原因と打ち手を考える問題が出ました。
教員経験で評価されたこと
ITに詳しくない人に、専門用語を使わずに説明できる力を評価されました。現場の先生方の反発を受け止めながら運用を変えてきた経験も、顧客の調整役として通用すると言われました。
内定先を選んだ理由
内定は2社でしたが、公共・教育分野の案件を持っていて、学校の現場を知っている人材を求めていた会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
資料の作り方や数字で説明する文化に慣れるまで、最初の3か月はかなり苦労しました。授業と違って、相手が納得するまで何度も資料を作り直すのが当たり前でした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月30時間ほどで、繁忙期を除けば土日は完全に休めます。年収も100万円上がり、520万円から620万円になりました。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻るつもりはありませんが、教育分野の案件で学校に関わることはこれからも続けたいです。
これから転職する先生へのアドバイス
校務分掌でやってきた仕事は、業務の工程に分けて書き出すと立派な職務経歴になります。担任や授業以外の仕事にこそ、転職で評価される材料が埋まっていると思います。
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