CASE-0582 / 2026年4月転職
27歳・公立高等学校の数学教師から、金融機関の法人営業へ転職した事例
- 転職時年齢
- 27歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 金融 1,001名〜
- 転職後職種
- 法人営業
- 年収
- 500 → 550万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類10 → 面接7 → 内定2
教員になった理由
高校で数学が苦手だった友人に教えたとき、解けた瞬間の表情を見て、教えることを仕事にしたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
数学を担当し、2年目から担任を持ちました。進路指導部に所属して、模試の結果の集計や分析資料づくりも任されていました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で、活動は週6時間ほど、大会の前は月に1〜2回土日にも付き添いました。部活動の負担はそこまで重くありませんでしたが、授業準備と進路の資料づくりで、残業は月65時間ほどありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進学を希望する生徒と、就職を望む保護者の考えが食い違う面談が何度かありました。どちらの気持ちも分かるだけに、間に立って話をまとめるのに神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
生徒の就職先を調べるうちに、自分は学校以外の働き方を知らないまま進路を語っていると気づきました。20代のうちに外の世界で働いてみたいと思ったのがきっかけです。
なぜその仕事を選んだか
数字を扱うことが好きで、相手の状況を聞いて提案をまとめる仕事に関心がありました。金融機関の法人営業なら、地元の中小企業の経営者と向き合いながら、数学の素養も生かせると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
1学期の終わりに転職を決め、夏休みから応募を始めました。内定は10月に出て、年度末までは担任を続けました。
転職活動をどう進めたか
20代向けのエージェント1社に登録し、気になる金融機関には採用ページから直接応募しました。エージェントには教員の経歴を「顧客対応」の言葉に置きかえる練習に付き合ってもらいました。地方の金融機関は自社サイトだけで中途採用を出していることも多く、直接応募のほうが早く選考に進めました。18社に応募して書類通過は10社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に校長へ伝え、3年生の担任ではなかったので年度末での退職を了承してもらえました。学年の先生方には、年明けに自分の口から報告しました。
面接で聞かれたこと
「なぜ教員を5年で辞めるのか」と「数字のノルマに耐えられるか」はどの面接でも聞かれました。模試の分析資料をどう作っていたかを説明すると、具体的に質問が深まりました。
教員経験で評価されたこと
初対面の相手にも物怖じせず話せる点を評価されました。模試のデータから生徒ごとの課題を読み取ってきた経験も、決算書を読む力の土台になると言ってもらえました。
内定先を選んだ理由
2社のうち、地元の企業を担当できる配属が約束されていたほうを選びました。研修期間が半年と長く、未経験でも基礎から学べる点も安心材料でした。
転職後に感じたギャップ
年収は500万円から550万円へ50万円上がりましたが、その分、月ごとの目標数字に追われる感覚は想像以上でした。最初の3ヶ月は契約が1件も取れず、教員時代とは違う種類の焦りを感じました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月25時間ほどに減り、土日は完全に休めるようになりました。平日の夜に簿記の勉強をする時間が取れるようになったのも大きな変化です。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。ただ、いずれ社会人向けにお金の知識を教えるような形で、教える仕事に関われたらとは考えています。
これから転職する先生へのアドバイス
20代なら、教員の経験は「若いのに人前で話せる」という強みとして見てもらえます。エージェントの紹介だけに頼らず、行きたい業界の会社の採用ページも自分で確認してみてください。
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