CASE-0502 / 2025年4月転職
27歳・公立高校の常勤講師(国語)から、人材業界のキャリアアドバイザーへ転職した事例
- 転職時年齢
- 27歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 人材 101〜300名
- 転職後職種
- キャリアアドバイザー
- 年収
- 450 → 470万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募25 → 書類12 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
高校の現代文の授業で、一つの文章を多角的に読み解く面白さを知り、その体験を生徒に手渡したくて国語の教員を志しました。卒業後は採用試験の勉強を続けながら常勤講師として教壇に立ちました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高校で国語(現代文・古典)を担当し、1年生の学級担任も持ちました。教材研究に加え、学級通信の発行やホームルーム運営、進路希望調査の取りまとめも行いました。担当授業数は正規教諭より多いくらいでした。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問を任され、部誌の編集や地区の発表会の引率で放課後を使いました。活動は週6時間ほど、残業は月62時間くらいで、行事前や考査前は帰宅が遅くなりました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
担任の生徒の欠席が続いたとき、家庭と連絡を取りながら対応しましたが、常勤講師の自分がどこまで踏み込んでよいか迷いました。責任の重さと立場の不安定さのギャップに戸惑いました。
転職を考えたきっかけ
常勤講師は一年ごとの契約で、翌年も同じ学校にいられるか毎年分かりませんでした。採用試験に二度落ち、30歳が近づく中でこの働き方への不安が大きくなりました。生徒の進路相談に乗る時間が好きだったので、人の進路に関わる仕事へ軸を移そうと考えました。
なぜその仕事を選んだか
キャリアアドバイザーは相手の話を聞いて選択肢を整理し、次の一歩を後押しする仕事だと知り、進路指導と重なると感じました。商品ではなく人と向き合う点も教員の延長で考えられました。
年度のどのタイミングで動いたか
次年度の契約更新の意向を聞かれる前、11月ごろから動き始め、冬の間に選考を終える計画にしました。
転職活動をどう進めたか
応募25社、書類通過12社、面接6社、内定2社でした。最初は大手に登録しましたが、紹介される求人が合わず、途中から教員特化に切り替えました。総合型では「未経験ならまず営業」と言われることが多く、希望とはずれていました。教科の専門性を聞いてくれる相手を探すほうが早いです。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月の面談で、次年度は契約を更新せず退職したいと管理職に伝えました。常勤講師のため後任は探しやすく、慰留はありましたが円満に進みました。
面接で聞かれたこと
「契約が不安定な中で4年間続けた理由」「生徒との面談で意識したこと」を聞かれました。ノルマのある環境への耐性も確認されました。
教員経験で評価されたこと
初対面の生徒や保護者とも短時間で信頼関係をつくってきた点を評価されました。文章にまとめる力があり、面談記録や提案資料の作成が早いだろうとも言われました。
内定先を選んだ理由
研修期間がしっかり設けられ、未経験から段階的に任せてもらえる会社を選びました。正社員として腰を据えて働けることが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
教員時代は相手の成長をゆっくり見守れましたが、今は月ごとの数字で成果を見られ、時間の感覚の違いに慣れるまで苦労しました。求職者に断られることも多く、最初は一件ごとに落ち込みました。
働き方・生活はどう変わったか
年収は450万円から470万円で、ほぼ変わりません。ただ毎年の契約更新に一喜一憂しなくてよくなり、精神的な落ち着きは大きく変わりました。残業も月28時間ほどです。
教員に戻りたいと思うか
正規教諭として採用されるなら教壇に戻ることも考えます。ただ常勤講師という立場に戻るつもりはありません。
これから転職する先生へのアドバイス
講師を続けて採用試験を受けるのか別の道に進むのか、期限を決めて考えることをおすすめします。進路指導や面談の経験は、人材業界では実務経験として評価されます。
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