CASE-0505 / 2025年4月転職
36歳・公立高校の社会科教師から、メーカーの経営企画へ転職した事例
- 転職時年齢
- 36歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- メーカー 1,001名〜
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 595 → 540万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類8 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
大学で歴史学を学び、社会の出来事を自分の言葉で語れる生徒を増やしたいと考えて教員になりました。教育実習で生徒のものの見方が変わる瞬間に立ち会えたことが決め手でした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
地理歴史と公民を担当し、3年生の担任を4回受け持ちました。進路指導部では大学入試の面接練習や志望理由書の添削に多くの時間を割いていました。
部活動と労働時間の実際
サッカー部の副顧問として平日は19時前後まで練習に付き添い、週末もどちらかが試合や練習で埋まりました。残業は月80時間を超える月が多く、テスト期間はさらに増えました。指導手当は実働に見合うものではありませんでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者の期待と生徒本人の希望がずれているときの三者面談が、精神的に最も重い仕事でした。放課後に長時間の電話対応が続くこともありました。
転職を考えたきっかけ
担任と分掌と部活が重なり、教材研究の時間が取れないまま授業に立つ状態が何年も続きました。40歳を前にして、この働き方のまま定年まで走り切れるのかと考えるようになりました。
なぜその仕事を選んだか
学年やコース全体を動かすために資料を作り、人を巻き込んで計画を回す仕事が自分に向いていると感じていました。経営企画はその延長線上にあると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
7月に情報収集を始め、夏休み中に応募書類を整え、9月から11月にかけて面接を受けました。年度末退職から逆算した日程です。
転職活動をどう進めたか
応募22社、書類通過8社、面接5社、内定2社でした。教員特化のエージェント2社を比べて、担当者の合うほうに絞りました。求人の数より、教員経験をどう聞いてくれるかで会社を絞りました。面談での質問の仕方が判断材料になります。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月末に学年主任と管理職へ口頭で伝え、11月の校長面談で退職届を出しました。担任を持っていたため引き継ぎを心配されましたが、年度末までやり切る前提で理解を得られました。
面接で聞かれたこと
学校組織の中で立場の違う人をどう動かしてきたかを、具体例で問われました。成果を数字で語れるかも繰り返し確認されました。
教員経験で評価されたこと
入試制度の変更を資料化して学年へ展開した経験を、情報を整理して現場に落とす力として評価されました。相手に合わせて説明を組み立てる力も買われました。
内定先を選んだ理由
複数の部署と関わる仕事で、教員時代に近い全体を見る動き方ができると感じたことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
意思決定に必要な情報がそろうまで動けない場面が多く、教室で即断していた頃との違いに最初は戸惑いました。年収は約55万円下がり、生活の見直しも必要でした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月30時間ほどに減り、平日の夜と週末が自分の時間になりました。子どもの行事に予定を合わせられるようになりました。
教員に戻りたいと思うか
授業そのものは今でも好きですが、あの働き方に戻る選択は考えていません。生徒と関わる時間は地域のボランティアという形で続けています。
これから転職する先生へのアドバイス
分掌や部活で組織を動かした経験は、そのままでは企業に伝わりません。誰を、どんな資料で、どう動かし、その結果何が変わったのかまで分解して書けると、選考の通過率が変わります。
転職を進めるときに使えるサービス
-
ワンキャリア転職 情報収集のスタート スポンサー
民間企業のリアルを知ることができます。「企業選びで失敗したくない」「選考前に情報をしっかり集めたい」という方におすすめです。
ワンキャリア転職を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける