CASE-0577 / 2025年4月転職
36歳・公立高等学校の保健体育教師から、人材業界のキャリアアドバイザーへ転職した事例
- 転職時年齢
- 36歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 保健体育
- 転職先業界
- 人材 101〜300名
- 転職後職種
- キャリアアドバイザー
- 年収
- 595 → 540万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類10 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
高校時代の部活動の顧問に進路の相談まで親身に乗ってもらい、自分も同じように生徒を支えたいと思って保健体育の教員を目指しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
保健体育の授業を週16コマほど持ち、3年生の担任を何度も務めました。後半の数年は生徒指導の主任も兼ねていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日は毎日夕方の練習、土日も練習試合や大会でほぼ埋まっていました。月の残業は85時間前後で、家族と過ごせるのは大会のない週の日曜日くらいでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
生徒指導主任として、問題が起きるたびに夜の家庭訪問や保護者との面談に出ていました。納得してもらえるまで同じ話を何度も繰り返しました。
転職を考えたきっかけ
30代の男性教員として、主任や部活動の負担がこの先も減らないことがはっきり見えたのが大きかったです。子どもが生まれて、運動会も参観日も行けない父親でいいのかと考え、教員を辞めたいという気持ちが固まりました。
なぜその仕事を選んだか
担任として3年生の進路面談を数多くこなしてきたので、人の進路に向き合う仕事なら経験が活かせると考えました。体育会系の粘り強さも、数字を追う仕事なら武器になると思いました。
年度のどのタイミングで動いたか
5月に情報収集を始め、夏休みに面接をまとめて受けて、10月に内定が出ました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは大手の総合型を2社だけ使い、教員に特化したサービスは使いませんでした。キャリアアドバイザーを目指す以上、大手のアドバイザーがどう面談を進めるのかを自分で体験しておきたかったからです。面談の進め方をメモしておき、面接で話す材料にしました。24社に応募して書類が通ったのは10社で、営業経験がないことが壁になる場面は多かったです。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定後の11月に教頭へ伝え、翌週に校長と面談しました。主任の後任の調整もあり引き止めは強めでしたが、家庭の事情も含めて説明し、最終的には了承してもらいました。
面接で聞かれたこと
「生徒の進路指導と、大人の転職支援は何が違うと思うか」と必ず聞かれました。月ごとの目標数字を追うことに抵抗はないかも、どの会社でも確認されました。
教員経験で評価されたこと
限られた時間で相手の本音を聞き出す面談の経験は、高く評価されました。保護者対応で鍛えられた、相手が不満を持っているときの話の聞き方も強みとして見てもらえました。
内定先を選んだ理由
教員や公務員からの転職者を担当するチームがあり、自分の経歴をそのまま活かせると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
年収は595万円から540万円と55万円下がり、正直なところ家計は厳しくなりました。毎月の面談数と決定数で評価され、数字が届かない月は残業以上に気持ちがすり減ります。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月30時間ほどに減り、土日に休めるようになったのは本当に大きいです。ただ求職者に合わせて夜の面談が入る日もあり、想像ほど早くは帰れていません。
教員に戻りたいと思うか
授業そのものは今でも好きなので、戻りたいと思う瞬間はあります。それでも部活動と主任を抱えた働き方にはもう戻れないと思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
年収が下がることは、家族と具体的な金額で話し合ってから決めてください。異業種では教員時代の肩書きに関係なく一年目として数字で見られるので、その覚悟は先に持っておいてください。
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