CASE-0568 / 2026年4月転職
36歳・私立高等学校の非常勤講師から、不動産会社の事務職へ転職した事例
- 転職時年齢
- 36歳
- 校種
- 私立 高等学校
- 担当教科
- 音楽
- 転職先業界
- 不動産 51〜100名
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 275 → 305万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類9 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
音楽大学を出て、演奏だけで食べていくのは難しいと分かったとき、高校時代の恩師のように音楽の楽しさを伝える側に回りたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
私立高校2校を掛け持ちし、週に14コマほど音楽の授業を担当していました。採用試験には3回挑戦しましたが届かず、非常勤のまま10年が過ぎていました。担任や分掌はなく、授業と成績処理が仕事の中心でした。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、合唱コンクールの前は頼まれて放課後の練習を見ることがあり、その時間はコマ給の対象外でした。授業準備や学校間の移動を含めると、勤務時間外の作業は月25時間ほどありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者と直接話すことはほぼありませんでしたが、生徒の様子を担任に伝えても十分に共有されないもどかしさはありました。
転職を考えたきっかけ
35歳を過ぎて、夏休みの月は収入が大きく減ることや、毎年契約が更新されるか分からない不安に疲れてしまいました。親の通院に付き添うことが増え、決まった曜日と時間で働ける安定した仕事がほしくなりました。
なぜその仕事を選んだか
未経験から正社員を目指せて、残業が少なく、地元で長く働ける仕事として事務職を選びました。成績処理や書類作成は10年続けてきたので、そこなら役に立てると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
契約更新の意向を聞かれる前の7月から動き始め、年度末で契約を終えると決めていました。
転職活動をどう進めたか
最初は地元の求人サイトだけで応募していましたが、30代後半で事務経験なしという条件では書類がほとんど通りませんでした。秋からはハローワークの窓口にも通い、担当の方に応募書類を見てもらって、パソコンの資格を取った話や成績データを表計算で管理していた経験を前に出すよう書き換えました。内定をもらったのもハローワークで見つけた会社です。24社に応募して、書類が通ったのは9社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月に2校それぞれの教頭へ、来年度は契約を更新しないと伝えました。非常勤なので引き止めは特になく、年度末まで授業を続けて区切りよく終えました。
面接で聞かれたこと
「なぜ音楽の仕事を離れるのか」と「長く勤めてもらえるか」を必ず聞かれました。年齢のわりに正社員経験がないことを気にされている様子もあり、答えに詰まった面接もありました。
教員経験で評価されたこと
締め切りまでに大量の成績や書類を間違えずに仕上げてきたことを評価されました。来店したお客さまへの応対も任せられると言われました。
内定先を選んだ理由
正直に言うと、内定をもらえたのがこの1社だけでした。それでも土日休みで、自宅から車で15分の距離だったことが決め手になりました。
転職後に感じたギャップ
年収は30万円上がりましたが、昇給の幅は小さく、思っていたほど生活は楽になっていません。契約書の確認や家賃の入金管理など同じ作業が続く日もあり、音楽に触れない毎日に寂しさを感じることもあります。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどで、毎月決まった給料が入るようになりました。収入の波を心配しなくてよくなり、親の通院にも有給を使って付き添えています。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻るつもりはありませんが、音楽は続けたいので、週末に地域の合唱団で伴奏を始めました。
これから転職する先生へのアドバイス
非常勤から正社員になるのは、書類の段階で想像以上に厳しかったです。求人サイトで反応がなくても自分を責めず、窓口で書類を見てもらうなど、探し方そのものを変えてみてください。
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