CASE-0512 / 2026年4月転職
34歳・私立高等学校の英語教師から、出版・教材の編集職へ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 私立 高等学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- 出版・教材 101〜300名
- 転職後職種
- 教材編集・制作
- 年収
- 560 → 510万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類8 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
高校時代の英語の先生が海外での経験をよく話してくれて、自分も生徒に外の世界を見せたいと思いました。大学で英語の免許を取り、そのまま私立高校に就職しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
私立高校で英語を担当し、11年間で進学クラスの担任を4回受け持ちました。教材の選定と定期試験の作成、模試の分析が主な仕事でした。私立なので異動はなく、学校独自の教材づくりに長く関わってきました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、平日は朝練と放課後、土日もどちらかは活動がありました。部活動は週14時間ほど、残業は月78時間くらいで、休日出勤はほぼ毎週でした。家族との予定が立てにくい状態が続きました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進学実績への期待が高く、成績が伸び悩む生徒の保護者から強い口調で相談を受けることがありました。受験期は生徒本人のケアと保護者面談が重なり、負担が大きかったです。
転職を考えたきっかけ
自分で作った教材で生徒の理解が進む瞬間が一番うれしく、その部分を仕事の中心にできないかと考えるようになりました。40代を前に、部活動中心の生活を続けられるかという不安もありました。
なぜその仕事を選んだか
教材編集なら、授業で感じた「ここがわかりにくい」という視点をそのまま活かせます。現場を知っている編集者を探している会社があると知り、応募しました。
年度のどのタイミングで動いたか
11年目の夏から準備を始め、年度末で退職して4月に新しい会社へ入りました。
転職活動をどう進めたか
編集職は非公開求人が少ないと聞き、エージェントは使わず、求人サイトと各社の採用ページから直接応募しました。応募時には、自作の英語プリントと授業設計のメモをポートフォリオとして添えました。通過率は高くありませんでしたが、教材制作の経験を求める会社に絞って面接まで進みました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月の面談で学年主任と管理職に伝えました。担任の引き継ぎが必要だったため、年度末までの計画を一緒に作りました。
面接で聞かれたこと
担当学年でどの教材をなぜ選んだのか、具体的な説明を求められました。紙とデジタルの教材の違いをどう考えるか、という質問もありました。
教員経験で評価されたこと
11年分の授業から「生徒がつまずく箇所」を具体的に挙げられる点を高く評価されました。定期試験を作り続けた経験も、問題制作の即戦力として見てもらえました。
内定先を選んだ理由
英語教材のチームへの配属が決まっていたことと、在宅勤務を選べる制度があったことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
教員のときは自分の判断で進められましたが、編集は著者や校閲、営業との調整が多く、1冊出すまでの関係者の多さに驚きました。締め切り前は残業が増えます。年収は50万円ほど下がりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月28時間ほどになり、土日は完全に休めるようになりました。部活動がなくなったぶん、家族と過ごす時間が増えました。
教員に戻りたいと思うか
生徒と直接やり取りする時間は恋しいですが、教壇に戻りたいとまでは思いません。いまの仕事も教育に関わっている実感があります。
これから転職する先生へのアドバイス
授業で積み重ねてきたものは、外に出ると立派な実績として見てもらえます。教える仕事にもいくつも種類があるので、教壇以外の道も一度調べてみてください。
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