CASE-0565 / 2025年4月転職
32歳・公立高等学校の英語教師から、コンサルティング会社のコンサルタントへ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- コンサル 301〜1,000名
- 転職後職種
- コンサルタント
- 年収
- 555 → 585万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募14 → 書類8 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
高校時代の英語の先生のように、生徒の視野を広げる側に回りたいと思ったからです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
9年間で担任を5回務め、進路指導にも深く関わりました。分掌は教務部で、時間割の編成や成績処理を担当していました。
部活動と労働時間の実際
顧問は文化部で週6時間ほどでしたが、教務の締め切りと授業準備が重なる時期がきつく、残業は月65時間前後が普通でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路が決まらない生徒の保護者と、夜に何度も面談しました。本人と保護者の希望が食い違うときの落としどころ探しには、毎回神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
時間割の組み方の見直しを、会議で数字を示して通せたことがあり、課題を整理して人を動かす仕事に向いていると感じました。30歳を過ぎて年収の伸び方が見えてしまったことも後押しになりました。
なぜその仕事を選んだか
教務でやっていた「分析して、改善案を示し、合意を取る」流れが、コンサルタントの仕事に近いと知ったからです。英語も使いたかったので、外資系の顧客を持つ会社に絞りました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに情報収集を始め、10月から本格的に応募しました。年度末で辞められるよう、12月までに決めると決めていました。
転職活動をどう進めたか
コンサル業界に特化したエージェント1社だけを使いました。コンサルの選考にはケース面接という独特の形式があり、特化型のほうが出題傾向を細かく知っていたからです。週1回、担当者と模擬面接を練習し、3回目あたりから答え方の型が見えてきました。応募は14社で、書類通過8社、面接まで進んだのが5社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定の翌週、11月に教頭と校長に伝えました。年度途中で担任を手放さないと最初に言ったので、引き止めはありましたがこじれませんでした。
面接で聞かれたこと
ケース面接では「ある地方の書店の売上を3年で2割上げるには」といった問題が出ました。人物面接では、なぜ教員を辞めるのか、数字で成果を語れる経験はあるか、を繰り返し聞かれました。
教員経験で評価されたこと
時間割編成の作業時間を減らした経験を、数字で示せたことが評価されました。保護者面談で意見をまとめてきた経験も、顧客との合意形成に近いと言われました。
内定先を選んだ理由
もう1社より年収は低めでしたが、未経験者向けの研修が3か月あり、英語を使う案件にも入れると聞いて決めました。
転職後に感じたギャップ
「結論から書く」が徹底されていて、最初の2か月は資料がほぼ全部書き直しでした。授業のように順を追って説明する癖がなかなか抜けませんでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月30時間ほどで、教員時代の月65時間からおよそ半分になりました。年収は555万円から585万円へ30万円上がり、土日に部活動や行事で呼ばれることもなくなりました。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻りたいとは今は思いません。いつか教育分野の案件で、学校の働き方を変える側に回れたらと考えています。
これから転職する先生へのアドバイス
「教員の経験はビジネスで役に立たない」と思い込まず、自分の仕事を時間や件数などの数字に置き換えてみてください。数字にできた経験が、そのまま職務経歴書と面接の軸になります。
転職を進めるときに使えるサービス
-
先生NEXT+ 教員特化の転職支援 スポンサー
教員からの転職に特化した転職支援サービスです。厚生労働大臣の許可を受けた事業者で、教員の経歴をどう言い換えれば通るのかを前提に相談できます。
先生NEXT+を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける