CASE-0571 / 2025年4月転職
35歳・公立中学校の英語教師から、IT企業の人事へ転職した事例
- 転職時年齢
- 35歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- IT・SaaS 301〜1,000名
- 転職後職種
- 人事
- 年収
- 595 → 555万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類10 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
中学時代の英語の先生が、教科書の外の話をたくさんしてくれたのがきっかけです。言葉を通して世界が広がる感覚を、自分も生徒に渡したいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
13年間で担任を9回、学年主任を2回務めました。英語は3学年すべてを受け持ち、分掌では教務と研修担当が長く、若手の授業づくりの相談役もしていました。
部活動と労働時間の実際
顧問は文化部で、活動は週6時間ほどと軽いほうでした。それでも学年主任の年は会議と書類が重なり、残業は月65時間前後、行事前は休日に出ることも月に1〜2回ありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
学年主任になってからは、担任だけで抱えきれない保護者面談に同席することが増えました。話を聞き切るまで帰れない日が続くと、自分の学級の生徒と向き合う時間が削られていくのがつらかったです。
転職を考えたきっかけ
35歳を目前にして、この先も主任や管理職の道を進むのか考えるようになりました。若手の相談に乗る時間がいちばん楽しいと気づき、それを本業にできる仕事を外で探してみようと決めました。
なぜその仕事を選んだか
若手の育成や研修の組み立ては、企業では人事の仕事だと知ったからです。採用だけでなく研修も担当する求人に絞りました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに職務経歴書を書き始め、2学期の始めから応募しました。年度末で退職すると決めていたので、内定は11月までに出そろうよう逆算しました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは管理部門の求人に強い特化型を1社だけ使い、ほかは気になる会社の採用ページから直接応募しました。人事は教員からの応募者が多い職種なので、特化型の担当者に「研修担当として何人に何を教えたか」を数字で書くよう直されたのが大きかったです。22社に応募して書類が通ったのは10社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に校長へ、年度末で退職したいと伝えました。主任を引き継ぐ人を早めに決めたいと言われ、3学期は引き継ぎの資料づくりにかなり時間を使いました。
面接で聞かれたこと
「教員の経験は人事のどこで活きると思うか」と、「35歳で未経験の職種を選ぶ理由」は必ず聞かれました。
教員経験で評価されたこと
若手の授業を見て助言し、半年後の変化まで追いかけた経験を、育成の実績として評価してもらえました。人前で話すことに慣れていて、研修の講師をすぐに任せられる点も喜ばれました。
内定先を選んだ理由
入社後の研修づくりを任せると具体的に言ってくれた会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
年収は595万円から555万円に、40万円下がりました。人事は数字で語る場面が多く、研修の効果を「生徒が変わった」ではなく定着率や面談の結果で示す必要があり、最初の半年は戸惑いました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月65時間から20時間ほどになり、土日に出ることもなくなりました。平日の夜に英語の勉強をし直す余裕もでき、社内の英語研修も手伝っています。
教員に戻りたいと思うか
授業が恋しくなる日はありますが、戻りたいとは思っていません。今の研修の仕事も、人に教えることには変わりがないと感じています。
これから転職する先生へのアドバイス
主任や研修担当の経験がある先生は、「何人を、どれくらいの期間で、どう変えたか」を書き出してみてください。それがそのまま人事の面接で話せる材料になります。
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