CASE-0587 / 2026年4月転職
34歳・公立高等学校の国語教師から、教育系企業の経営・事業企画へ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 教育・EdTech 101〜300名
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 575 → 575万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
評論文の読み方ひとつで世の中の見え方が変わると、高校時代の国語の先生に教わったのがきっかけです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
2年生と3年生の担任をくり返しながら、現代文と古典を担当しました。分掌は教務部で、考査日程づくりや学校評価アンケートの集計を任されていました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で、週7時間ほどの活動に加えて大会前は土曜も付き添いました。添削と教務の仕事が重なる時期は、残業が月65時間ほどになっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路希望が保護者と生徒で食い違う家庭が多く、三者面談のあとも電話が続きました。間に立つのがいちばん神経を使いました。
転職を考えたきっかけ
学校評価の集計をするうちに、数字から課題を見つけて仕組みを変える仕事に面白さを感じるようになりました。ただ改善に割ける時間はほとんどなく、考えるだけで終わると思ったのが転機です。
なぜその仕事を選んだか
学習サービスの企画なら、現場で見てきた先生と生徒の困りごとを、事業の数字と結びつけて形にできると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
夏休みに職務経歴書を書き始め、2学期の始業後から応募を本格化させました。内定が出たのは11月の初めです。
転職活動をどう進めたか
教員出身者の支援に慣れた特化型エージェント1社と、求人数の多い大手総合型1社を併用しました。企画職は求人票だけでは中身が見えにくいので、特化型では企画部門の体制を詳しく聞き、大手では企画職の相場や選考の見どころをつかむのに使いました。アンケート集計から改善策を出した経験を、課題・打ち手・結果の順に書き直したのが効きました。22社に応募して書類通過は9社、面接は6社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出た翌週の11月に、まず教頭に、その後校長に年度末で退職したいと伝えました。驚かれましたが、早めの相談だったので強い引き留めはありませんでした。
面接で聞かれたこと
「学校の課題を自分で見つけて変えた経験はありますか」と聞かれ、アンケート結果をもとに考査日程を見直した話をしました。「売上の数字を追う仕事に抵抗はないか」という質問も必ず出ました。
教員経験で評価されたこと
現場の先生が何に困り、何なら使ってもらえるかを具体的に語れる点を評価されました。行事を逆算して段取りを組む経験も、事業計画に近いと言われました。
内定先を選んだ理由
教員出身の先輩が企画部門にいて、現場の声を企画に活かす文化があると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
会議で「それで売上はどう変わるのか」と必ず問われ、教育的に良いだけでは企画が通らないことに最初は戸惑いました。数字で語る癖がつくまで半年ほどかかりました。
働き方・生活はどう変わったか
年収は575万円のままほぼ変わりませんが、残業は月65時間から月25時間ほどに減りました。土日の部活動の付き添いがなくなり、本を読む時間が戻りました。
教員に戻りたいと思うか
授業は今でも好きですが、多くの教室に届く仕組みをつくる今の仕事にやりがいを感じているので、戻るつもりはありません。
これから転職する先生へのアドバイス
分掌の仕事は地味に見えても、企画職の選考では「課題を見つけて仕組みで解いた経験」としてそのまま武器になります。校務で数字を扱った経験を一度書き出してみてください。
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