CASE-0412 / 2023年4月転職
49歳・公立高等学校の社会教師から、官公庁・自治体の法務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 49歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- 官公庁・自治体 1,001名〜
- 転職後職種
- 法務
- 年収
- 735 → 700万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類4 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。子どもと関わる仕事がしたい、という一点は最後までぶれていません。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で27年間勤めました。担任を持ちながら社会の授業を担当し、分掌は教務部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。記録と書類の作成に時間がかかり、教材研究は勤務時間の外に押し出されていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月79時間の残業の大きな部分でした。経験のない競技を任されたので、自分でも勉強が必要でした。休みの日に何もできない状態が、当たり前になっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間に入ることがあり、切り替えが難しい時期がありました。内容そのものより、いつ来るかわからない状態が負担でした。若い先生ほど抱え込みやすい部分だと感じています。
転職を考えたきっかけ
体調を崩したことがきっかけです。働き方を変えないと同じことを繰り返すと思い、動き始めました。この理由は、面接でもそのまま正直に話しています。
なぜその仕事を選んだか
法務は、担任で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。教員経験がマイナスにならない仕事を選んだつもりです。
年度のどのタイミングで動いたか
6月に転職サイトの登録から始め、9月に伝えて年度末退職という流れです。教科書の採択や次年度の分掌が決まる前に話せたのは、結果的によかったです。周囲に知られないように動くのが、いちばん気を使いました。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過4社、面接3社、内定2社でした。教員特化を軸に、大手の総合型を1社だけ補助として使いました。総合型では「未経験ならまず営業」と言われることが多く、希望とはずれていました。教科の専門性を聞いてくれる相手を探すほうが早いです。面接の練習に付き合ってもらえたのが大きかったです。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
9月、管理職に退職の意思を伝えました。「もったいない」とは言われましたが、それ以上は踏み込まれませんでした。伝える順番を間違えないように気をつけました。
面接で聞かれたこと
退職理由は、例外なくどの面接でも聞かれています。前半は経歴の確認、後半は「うちで何をやりたいか」。後半のほうが長い会社ほど、志望動機を作り込む必要がありました。答えを丸暗記せず、要点だけ決めておくようにしました。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。教育業界以外でも通用するとわかったのは大きな発見でした。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。断った会社にも、丁寧に理由を伝えました。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。教員からの転職者に共通する部分かもしれません。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月19時間ほどになりました。繁忙期はそれなりに残りますが、いつ忙しいかが事前にわかります。繁忙期はそれなりに忙しいので、常に楽なわけではありません。
教員に戻りたいと思うか
同じ働き方に戻るつもりはありません。ただ、教員の仕事を選ぶ人を否定する気持ちは全くないです。子どもと関わる仕事という意味では、形を変えて続けたいです。
これから転職する先生へのアドバイス
まず年度のどこで動くかを決めることをおすすめします。時期が決まると、逆算で準備できます。準備した分だけ、選択肢は広がると思います。
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