CASE-0604 / 2026年4月転職

50歳・公立高等学校の非常勤講師から、学校法人の事務職員へ転職した事例

転職満足度 3.5

転職時年齢
50歳
校種
公立 高等学校
担当教科
英語
転職先業界
教育・EdTech 101〜300名
年収
320 → 420万円
活動期間
8ヶ月
選考実績
応募26 → 書類6 → 面接4 → 内定1

教員になった理由

大学で英語を学び、海外の話を生徒に伝える仕事がしたいと思いました。採用試験には届かず、非常勤講師として教壇に立つ道を選びました。

教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)

20年間、複数の高校を掛け持ちして英語の授業だけを担当してきました。多い年は3校で週18コマを持ち、学校ごとに違う教科書と進度に合わせて授業を組み立てていました。

部活動と労働時間の実際

部活動の顧問はなく、授業以外の仕事はコマ給の対象外でした。それでも採点や授業準備を持ち帰り、月28時間ほどは授業の外で働いていました。

保護者対応・生徒指導で大変だったこと

担任を持たないので、保護者と話す機会はほとんどありませんでした。気になる生徒がいても担任の先生に伝えるしかなく、もどかしい思いをしました。

転職を考えたきっかけ

子どもが独立し、自分の老後を考えたときに、コマ給で年収320万円ほどの暮らしをこの先も続けるのは難しいと感じました。50歳を前に、社会保険のある正職員として働ける最後の機会だと思いました。

なぜその仕事を選んだか

学校という職場の空気は20年分知っているので、働き方の想像がつく仕事を選びました。英語を使う留学生対応の仕事があると知り、自分の経験も無駄にならないと考えました。

年度のどのタイミングで動いたか

年度の途中で講師の仕事を抜けると学校に迷惑がかかるので、4月の着任を目標に前年の春から準備しました。応募が集中したのは学校法人の公募が出る夏から秋です。

転職活動をどう進めたか

最初は大手の総合型エージェントに登録しましたが、50歳で正社員経験がないと紹介はほとんどありませんでした。2か月で見切りをつけ、大学や学校法人の採用ページ、ハローワークの求人に切り替えて自分で応募しました。26件応募して書類が通ったのは6件です。パソコンの事務経験がないことが弱点だったので、表計算の資格を取ってから応募書類に書くようにしました。

退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応

12月に内定をもらい、掛け持ちしていた3校の教頭先生にそれぞれ次年度の契約を更新しないと伝えました。非常勤は年度ごとの契約なので、引き止められることはなく、年度末まで授業を続けました。

面接で聞かれたこと

正職員として働いた経験がないことについて、事務の仕事についていけるかを率直に聞かれました。複数の学校を掛け持ちしていた理由と、そこから何を学んだかも聞かれています。

教員経験で評価されたこと

3校の違うやり方に合わせて20年働いてきたことを、どんな職場にも順応できる力として見てもらえました。英語で留学生や海外の協定校とやり取りできる点も、採用の決め手だったと後で聞きました。

内定先を選んだ理由

内定は1件だけでしたが、国際交流の窓口を担当でき、英語を使い続けられる職場だったので迷わず決めました。

転職後に感じたギャップ

年収は320万円から420万円に100万円上がり、賞与と社会保険がついたのは本当にありがたいです。その一方で、事務の基本が分からず年下の職員に何度も聞き直す毎日で、最初の数か月は自分の要領の悪さに落ち込みました。

働き方・生活はどう変わったか

授業以外の持ち帰り作業がなくなり、残業は月12時間ほどです。ただ平日は毎日8時半から17時過ぎまで勤務するので、空きコマに家の用事を済ませていた頃のような自由はなくなりました。

教員に戻りたいと思うか

教壇に立ちたい気持ちはまだあります。いまは窓口で留学生に英語で説明するのが、その気持ちを満たしてくれる時間です。

これから転職する先生へのアドバイス

非常勤講師の経験だけでも、年齢が上がってからの転職はできます。ただ紹介を待つより自分で公募を探すほうが道が開けることもあるので、エージェントが合わないと感じたら早めに切り替えてください。

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