CASE-0303 / 2023年9月転職
26歳・公立高等学校の美術教師から、出版・教材のマーケティングへ転職した事例
- 転職時年齢
- 26歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 美術・図工
- 転職先業界
- 出版・教材 〜50名
- 転職後職種
- マーケティング
- 年収
- 485 → 435万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類10 → 面接7 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。その動機と実際の仕事とのずれが、あとで効いてきました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で4年間勤めました。担任を持ちながら美術の授業を担当し、分掌は進路指導部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。授業の準備に充てられる時間より、それ以外の時間のほうが長い状態が続いていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月74時間の残業の大きな部分でした。手当は出ますが、時間に見合うものではありません。若い先生ほど、この部分を多く任される傾向がありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間に入ることがあり、切り替えが難しい時期がありました。内容そのものより、いつ来るかわからない状態が負担でした。自分の判断が正しかったのかは、いまだにわかりません。
転職を考えたきっかけ
体調を崩したことがきっかけです。働き方を変えないと同じことを繰り返すと思い、動き始めました。辞めるか続けるかを、ノートに書き出して整理しました。
なぜその仕事を選んだか
マーケティングは、担任で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。将来的に別の職種へ移る余地があることも見ていました。
年度のどのタイミングで動いたか
年度末まで待たずに退職する形になりました。5月に管理職へ伝え、8月末で退職しました。途中で抜けることへの引け目はありましたが、体調を優先しています。家族の予定とも合わせながら組み立てました。
転職活動をどう進めたか
応募24社、書類通過10社、面接7社、内定2社でした。教員特化を軸に、大手の総合型を1社だけ補助として使いました。エージェント経由と、企業の採用ページからの直接応募を並行しました。直接応募のほうが選考は早く進みました。エージェント経由と直接応募で、通過率はかなり違いました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
5月に学年主任へ伝えました。年度末までは今まで通りに、という条件で話がまとまりました。伝えたあとの職場での過ごし方には、少し気を使いました。
面接で聞かれたこと
面接の入口はいつも、なぜ辞めるのかという話からでした。学校への不満ではなく、やりたいことの話に置き換えて答えています。緊張はしましたが、場数を踏むと慣れました。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。書類の段階から、この部分を前面に出すようにしました。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。教員からの転職者が過去にいたことも、判断材料になりました。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。つらかったのは最初の一か月だけでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月25時間ほどになりました。休日に職場から連絡が来ることがなくなったのが、想像以上に大きいです。転職前の生活には、もう戻れないと思います。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。ただ、授業をすること自体は好きだったので、関わり方は探していきたいです。同じ質問を後輩からされることもあります。
これから転職する先生へのアドバイス
面接は場数です。最初の数社は本命以外から受けたほうがいいと思います。半年後の自分がどうなっていたいかで考えてみてください。
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