CASE-0009 / 2025年4月転職
32歳・公立中学校の数学教師から、EdTech企業のカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 教育・EdTech 101〜300名
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 585 → 520万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類9 → 面接7 → 内定2
教員になった理由
中学のときの数学の先生が、解けなかった問題を一緒に最後まで考えてくれる人でした。自分もそういう仕事がしたいと思って教育学部に進み、そのまま採用試験を受けています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
3年目からずっと担任を持ち、数学を週18コマ担当していました。分掌は生徒指導部で、野球部の顧問も兼務しています。授業の準備に充てられる時間より、それ以外の時間のほうが長いという状態が何年も続いていました。
部活動と労働時間の実際
平日は朝練が7時から、放課後が18時半まで。土日はどちらか、大会シーズンは両方が潰れます。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月75時間の残業のほとんどでした。手当は出ますが、時間に見合うものではありません。
転職を考えたきっかけ
教材研究の時間が取れないまま、去年と同じ授業を繰り返している自分に気づいたのがきっかけです。生徒と向き合う仕事は好きでしたが、このままでは自分が続かないと感じました。
なぜその仕事を選んだか
学校を離れても教育に関わる仕事を続けたいと思い、学校向けのサービスを扱う会社を探しました。カスタマーサクセスは、導入した学校の先生と一緒に使い方を考える仕事だと聞いて、担任として保護者や生徒と調整してきた経験が活きると思いました。
年度のどのタイミングで動いたか
10月から情報収集を始め、11月に応募開始、1月に内定をもらいました。年度末での退職を狙うなら、退職の意思を伝える時期までに内定が出ている状態が理想だと思います。
転職活動をどう進めたか
教員向けのエージェント1社と、総合型のエージェント2社に登録しました。総合型では「未経験なら営業から」と言われることが多く、希望とはずれていました。教育業界に詳しい担当者に当たってからは、教員経験を前提に求人を出してくる企業を紹介してもらえるようになりました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月の頭に管理職へ伝えました。引き止めはありましたが、年度末までは担任を持ち切ると伝えたことで、話は早かったです。生徒には3学期の終業式まで伏せました。
面接で聞かれたこと
ほぼすべての会社で「なぜ教員を辞めるのか」と「民間のスピード感に対応できるか」を聞かれました。前者は学校への不満ではなく、やりたいことの話に置き換えて答えています。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。数学を教えてきたことも、データを扱う仕事との相性で見てもらえました。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校とは大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。学校では「一年かけて育てる」のが当たり前でしたが、今は四半期ごとに結果が問われます。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどになりました。土日が完全に自分の時間になったのが一番大きい変化です。年収は下がりましたが、平日の夜に自分の勉強時間が取れるようになりました。
これから転職する先生へのアドバイス
職務経歴書は「担任」「教科指導」と書くのではなく、何人を相手に、どんな課題を、どう解決したかで書き直すと通り方が変わります。学級経営はマネジメント経験として十分に伝わります。