CASE-0125 / 2023年4月転職
33歳・公立中学校の社会教師から、教育・EdTechの経営・事業企画へ転職した事例
- 転職時年齢
- 33歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- 教育・EdTech 51〜100名
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 575 → 615万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類6 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。志望理由書に書いたことは、今でもだいたい覚えています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で11年間勤めました。担任を持ちながら社会の授業を担当し、分掌は特別活動部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。本来やりたかった教材づくりに手が回らない状態が続いていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月84時間の残業の大きな部分でした。年度によって担当が変わるので、見通しも立ちませんでした。慣れてしまって、異常だと思わなくなっていたのが怖いところです。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間に入ることがあり、切り替えが難しい時期がありました。内容そのものより、いつ来るかわからない状態が負担でした。一件ずつは短くても、積み重なると相当な時間になります。
転職を考えたきっかけ
仕事自体に不満はありませんでした。ただ、人手不足の中で一人あたりの負担が増え続け、現場の努力で支える構造そのものに限界を感じました。一度言葉にしてみたら、気持ちが固まりました。
なぜその仕事を選んだか
経営・事業企画は、担任で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。選んだ理由は、いまも変わっていません。
年度のどのタイミングで動いたか
6月に情報収集を始めて、9月に退職の意思を伝え、年度末で区切りをつけています。次年度の校内人事が動き出す前に伝えたかったので、この時期になりました。もう少し早く動いてもよかった、というのが正直な感想です。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過6社、面接4社、内定2社でした。求人サイトで相場を見てから、教員特化のエージェントに登録しました。書類の通過率が上がったのは、実績を数字で書くようにしてからです。もっと早く相談していれば、遠回りせずに済んだと思います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
9月、学年主任に退職したい旨を伝えました。理由を正直に話したことで、引き止めよりも送り出す方向で受け止めてもらえました。言い出すまでの数週間が、いちばん重かったです。
面接で聞かれたこと
「なぜ学校を離れるのか」は、必ず最初に問われる質問です。「上司から指示を受ける働き方に抵抗はないか」と聞かれました。学校でも分掌の中で動いていたことを話しています。答えづらい質問ほど、正直に話したほうが伝わりました。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。言い方を変えるだけで、伝わり方が大きく変わりました。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。条件面だけで比べていたら、別の選択をしていたと思います。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。事前に聞いていれば、もう少し身構えられたと思います。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月29時間ほどになりました。朝の出勤時刻が1時間遅くなり、睡眠時間が確保できるようになりました。生活のリズムが安定したのは、想像以上の効果でした。
教員に戻りたいと思うか
正直なところ、辞めた直後は少し迷いました。1年たった今は、戻らなくてよかったと思っています。聞かれるたびに、少しずつ答えが変わっている気もします。
これから転職する先生へのアドバイス
教科の専門性は思っているより外で評価されます。何をつくってきたかを見せられると話が早いです。自分の場合はこうだった、という一例として読んでください。
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