CASE-0589 / 2026年4月転職

27歳・公立中学校の保健体育教師から、人材業界のリクルーティングアドバイザーへ転職した事例

転職満足度 4.5

転職時年齢
27歳
校種
公立 中学校
担当教科
保健体育
転職先業界
人材 301〜1,000名
年収
510 → 610万円
活動期間
5ヶ月
選考実績
応募20 → 書類11 → 面接7 → 内定3

教員になった理由

中学時代の部活動の顧問に進路の相談まで親身に乗ってもらい、自分も体を動かす楽しさと一緒に生徒の背中を押せる人になりたいと思ったからです。

教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)

2年目から学級担任を持ち、保健体育の授業を週20時間ほど担当していました。分掌は生徒指導部で、体育祭の運営や校内の安全点検も任されていました。

部活動と労働時間の実際

運動部の顧問で、平日は朝練と放課後の練習、土日のどちらかは練習試合か大会でした。部活動だけで週16時間ほどになり、残業は月85時間前後が当たり前になっていました。

保護者対応・生徒指導で大変だったこと

生徒指導部だったので、トラブルが起きると夜に家庭訪問へ行くこともありました。保護者と生徒の言い分が食い違うときに、双方の話を聞いて落としどころを探すのが一番神経を使いました。

転職を考えたきっかけ

5年目の夏、大会の引率帰りに職員室で翌日の授業準備をしていて、このペースを30代、40代と続ける自分が想像できなくなりました。体力には自信がありましたが、休みのない生活をあと何十年続けるのかと考えたのがきっかけです。

なぜその仕事を選んだか

生徒の進路面談で一人ひとりの強みを言葉にして伝えるのが好きだったので、人と企業をつなぐ仕事なら近い手応えがあると考えました。企業側を担当するリクルーティングアドバイザーなら、営業として成果が数字で見えるのも自分に合うと思いました。

年度のどのタイミングで動いたか

大会シーズンが落ち着いた6月に情報収集を始め、夏休みに面談と応募を集中させました。内定が出たのは10月で、年度末で退職する形にしました。

転職活動をどう進めたか

教員特化型は使わず、大手総合型のエージェント2社に登録しました。人材業界を受けるなら、その業界の大手が求職者をどう扱うかを自分で体験しておくのも勉強になると考えたからです。1社は求人の量、もう1社は面接対策の細かさが強みで、模擬面接では部活動の話を「チーム運営の経験」として言い直す練習を何度もしました。20社に応募して書類通過は11社、面接は7社、内定は3社でした。

退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応

内定が出た翌月の11月に校長へ伝え、年度末での退職をお願いしました。部活動の後任が決まるまでは心配されましたが、引き継ぎ資料を早めに作ったことで最後は気持ちよく送り出してもらえました。

面接で聞かれたこと

なぜ教員を辞めるのか、営業目標を追うことに抵抗はないかを必ず聞かれました。保護者対応で一番難しかった場面と、そのときどう動いたかも深く掘られました。

教員経験で評価されたこと

初対面の相手ともすぐ打ち解けられることと、立場の違う人の話を整理してまとめる力を評価されました。大会運営で学校や保護者会と日程を調整してきた経験も、企業との折衝に近いと言ってもらえました。

内定先を選んだ理由

3社のうち、未経験者の研修が半年用意されていて、担当業界を地元の企業に絞れる会社を選びました。面接官が元教員で、入社後の働き方を具体的に話してくれたのも決め手です。

転職後に感じたギャップ

最初の3か月は目標の数字に届かず、断られることに慣れるまで正直つらかったです。教員のころは頑張りが生徒の反応ですぐ返ってきましたが、営業は結果が出るまで時間がかかるという違いに戸惑いました。

働き方・生活はどう変わったか

残業は月25時間ほどになり、土日は完全に休めるようになりました。年収は510万円から610万円に上がり、休日に地元の社会人チームで汗を流す余裕もできました。

教員に戻りたいと思うか

生徒の成長を間近で見られる仕事の良さは今でも感じますが、教員に戻りたいとは思っていません。今は企業の採用を手伝うことで、若い人の進路に別の形で関われていると感じています。

これから転職する先生へのアドバイス

部活動の経験は、言い方を変えるだけで企業が欲しがる実績になります。転職を考え始めたら、まず自分が毎日やっている仕事を数字と役割に分けて書き出してみてください。

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