CASE-0205 / 2023年4月転職
34歳・公立中学校の養護教諭から、医療・福祉の事務・バックオフィスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 34歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 養護教諭
- 転職先業界
- 医療・福祉 101〜300名
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 560 → 445万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類6 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
大学で健康教育を専攻し、子ども自身が自分の体を知ることの大切さを学びました。それを現場で伝えたくて養護教諭を志しました。当時の自分にとっては、いちばん納得できる進路でした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で12年間、養護教諭として勤めました。保健室の来室対応に加えて、健康診断の計画と実施、保健だよりの発行、学校保健委員会の運営を担当しています。来室する子の半分近くは体調そのものより、教室に居づらいことが理由でした。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を健康診断の準備と事後措置の管理が埋めていました。月の残業は72時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。当時は、これが普通だと本気で思っていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
持病やアレルギーの管理は、間違えれば命に関わります。一人で責任を負う場面が多い仕事でした。相手の立場を想像する癖は、この仕事でついたものです。
転職を考えたきっかけ
学校の外で通用するのか確かめないまま年齢だけ上がっていくことに、不安を感じるようになりました。外の世界を知ったことが、結果的に決め手になりました。
なぜその仕事を選んだか
事務・バックオフィスなら、教員時代に感じていた「最後まで見届けられない」もどかしさが減ると考えました。応募する前に、職種の説明を何度も読み込みました。
年度のどのタイミングで動いたか
スタートは5月です。12月に管理職へ伝え、3月末で退職しました。同じ年度末で辞める人が他にもいたので、手続きの流れは分かりやすかったです。結果が出るまでの期間は、思ったより長く感じました。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過6社、面接4社、内定2社でした。教員特化1社・総合型1社・求人サイトの3つを並行しました。希望条件を3つに絞ってから、求人の見え方が変わりました。この進め方を人にすすめるかというと、少し迷います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月の時点で教頭、そのあと校長と面談に話しています。一度持ち帰ると言われ、正式に受理されたのはその翌週です。退職の理由は、聞かれた範囲でだけ答えています。
面接で聞かれたこと
退職理由については、どの会社もかなり時間を割いて聞いてきます。「また教員に戻る気はないのか」と確認されることが何度かありました。腰を据えて働くつもりであることを、理由つきで話しました。教育業界以外だと、前提の説明から必要でした。
教員経験で評価されたこと
記録を残して次につなげる習慣が、そのまま実務の型として通用しました。評価されるかどうかは、伝え方次第だと実感しました。
内定先を選んだ理由
条件面はほぼ横並びだったので、通勤時間と勤務の柔軟さで決めました。迷いが残らないように、聞きたいことは全部聞きました。
転職後に感じたギャップ
決めるスピードが速く、議論より先に動くことが求められます。慣れるまでは落ち着かなかったです。周りが気を使ってくれたので、なんとかなりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月13時間ほどになりました。在宅勤務が使える日があり、通勤の負担がかなり減りました。職場によって差はあるので、一般化はできません。
教員に戻りたいと思うか
子どもと関わる時間そのものは、今でも懐かしく思うことがあります。それでも戻る選択はしません。答えは決まっていますが、迷いがゼロではありません。
これから転職する先生へのアドバイス
書類が通らないのを「教員だから」と片づけないでください。多くは書き方の問題で、直せば通ります。まわりの目は、思っているほど気にしなくて大丈夫です。
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