CASE-0304 / 2024年4月転職
30歳・公立中学校の美術教師から、出版・教材の教材編集・制作へ転職した事例
- 転職時年齢
- 30歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 美術・図工
- 転職先業界
- 出版・教材 101〜300名
- 転職後職種
- 教材編集・制作
- 年収
- 540 → 540万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募27 → 書類12 → 面接9 → 内定3
教員になった理由
一般企業で数年働いたあと、人を育てる側に回りたくなって教員免許を取り直しました。当時の自分にとっては、いちばん納得できる進路でした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で8年間勤めました。担任を持ちながら美術の授業を担当し、分掌は研究部です。運動部顧問を週13時間ほど兼務していました。授業そのものは好きでしたが、それ以外の業務量が年々増えていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は放課後が18時半まで、土日のどちらかも活動がありました。週13時間ほどを部活に使っていて、これが月83時間の残業の大きな部分でした。好きで続けている先生もいるので、一律には語れない部分です。当時は、これが普通だと本気で思っていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
SNSがからむトラブルは学校の外で起きていて、把握するところから始めなければなりませんでした。相手の立場を想像する癖は、この仕事でついたものです。
転職を考えたきっかけ
子どもが生まれたことで、平日はほぼ家にいない働き方を続けるのが現実的に難しくなりました。外の世界を知ったことが、結果的に決め手になりました。
なぜその仕事を選んだか
教材編集・制作は未経験から入れる求人が一定数あり、出版・教材業界の中では現実的な入口でした。応募する前に、職種の説明を何度も読み込みました。
年度のどのタイミングで動いたか
6月から動き、10月の時点で管理職へ話し、年度末での退職になりました。年度末での退職を狙うなら、伝える時期までに内定が出ている状態が理想だと思います。結果が出るまでの期間は、思ったより長く感じました。
転職活動をどう進めたか
応募27社、書類通過12社、面接9社、内定3社でした。エージェントは使わず、求人サイトと企業の採用ページからの直接応募だけで進めました。エージェント経由と、企業の採用ページからの直接応募を並行しました。直接応募のほうが選考は早く進みました。この進め方を人にすすめるかというと、少し迷います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月末に副校長へ話を通しました。後任の目処が立つまで時間があったぶん、円満に進みました。子どもには最後まで伏せています。退職の理由は、聞かれた範囲でだけ答えています。
面接で聞かれたこと
一次面接の冒頭は、たいてい退職理由の確認からでした。担任の経験を具体的にどう活かすつもりかは、必ず掘り下げられました。教育業界以外だと、前提の説明から必要でした。
教員経験で評価されたこと
年間の計画を立てて、実施して、次年度に反映するという一年単位のサイクルを回してきた点を評価されました。評価されるかどうかは、伝え方次第だと実感しました。
内定先を選んだ理由
入社後の3か月に何をやるのかを、面接の場で紙に書いて説明してくれました。迷いが残らないように、聞きたいことは全部聞きました。
転職後に感じたギャップ
「先生」と呼ばれなくなったことに、思ったより時間がかかって慣れました。周りが気を使ってくれたので、なんとかなりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月24時間ほどになりました。有給が申請すれば普通に取れる、という当たり前に驚きました。職場によって差はあるので、一般化はできません。
教員に戻りたいと思うか
制度が変わって働き方が変わるなら、可能性はゼロではありません。答えは決まっていますが、迷いがゼロではありません。
これから転職する先生へのアドバイス
年収だけで比べると下がることが多いと思います。判断の軸を先に決めておくと迷いが減ります。まわりの目は、思っているほど気にしなくて大丈夫です。
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