CASE-0015 / 2024年10月転職
38歳・私立高校の英語教師から、出版社の教材編集へ年度途中に転職した事例
- 転職時年齢
- 38歳
- 校種
- 私立 高等学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- 出版・教材 101〜300名
- 転職後職種
- 教材編集・制作
- 年収
- 650 → 540万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募31 → 書類11 → 面接8 → 内定1
教員になった理由
大学で英語学を専攻し、言葉の仕組みを人に説明することが面白いと感じていました。私立高校の教員になり、進学指導と英語の授業を14年続けています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
英語を週16コマ、担任を7年、学年主任を2年務めました。分掌は進路指導部で、文化部の顧問も兼務しています。私立なので入試広報の仕事も回ってきて、説明会のための資料づくりが毎年ありました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問だったので、運動部ほど土日は潰れませんでした。それでも大会前は出勤があり、平日は20時近くまで残るのが普通です。月の残業は55時間ほどでした。
転職を考えたきっかけ
進学指導の比重が年々大きくなり、教材をつくることに使える時間が減っていきました。授業の準備そのものを仕事にしたいと思ったのがきっかけです。
なぜその仕事を選んだか
14年分の英語の教材研究と、生徒がどこでつまずくかの知識を、そのまま使える仕事を探しました。教材編集は、自分がやってきたことを一番そのまま活かせる選択でした。
年度のどのタイミングで動いたか
年度途中の転職です。4月から情報収集を始め、7月に内定、10月末で退職しました。私立は公立より人の入れ替えが柔軟なので、年度途中でも相談しやすい面はあります。
転職活動をどう進めたか
出版・教材の求人は数が少なく、7ヶ月かかりました。エージェント経由と、出版社の採用ページからの直接応募を並行しています。応募31社で書類が通ったのは11社でした。自作の教材と授業プリントをポートフォリオとして出したことが、書類通過には効いたと思います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
7月に管理職へ伝え、後任の非常勤の方が見つかるまでは授業を持つと約束しました。年度途中なので迷惑をかける自覚はありましたが、正直に理由を話したことで理解してもらえています。
面接で聞かれたこと
「なぜ現場を離れるのか」と「編集は地味な作業の連続だが耐えられるか」を聞かれました。担当した学年の英語の成績をどう上げたか、具体的な打ち手を数字で説明できたことが効いています。
教員経験で評価されたこと
生徒がどこで間違えるかを知っていることが、教材づくりでは強みになると言われました。授業プリントを自作していたことも、そのまま実務経験として見てもらえています。
転職後に感じたギャップ
目の前で生徒の反応が返ってこないのは寂しさがあります。教材が世に出るまで時間がかかるので、手応えを感じるタイミングが遅くなりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどになりました。年収は下がりましたが、教材づくりに一日を使える環境は、自分にとって代えがたいものです。
教員に戻りたいと思うか
教壇に戻るつもりはありませんが、授業をすること自体は好きだったので、非常勤で週一回だけ、という形であれば考えます。
これから転職する先生へのアドバイス
教科の専門性は、思っているより外で評価されます。私は自作の教材を持ち込んで説明しました。何をつくってきたかを見せられると、話が早いです。