CASE-0141 / 2023年4月転職
44歳・私立高等学校の英語教師から、教育・EdTechの大学職員へ転職した事例
- 転職時年齢
- 44歳
- 校種
- 私立 高等学校
- 担当教科
- 英語
- 転職先業界
- 教育・EdTech 1,001名〜
- 転職後職種
- 大学職員
- 年収
- 670 → 600万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類4 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
塾でアルバイトをしていたとき、わからなかったことができるようになる瞬間に立ち会えるのが面白いと感じました。それを職業にしたいと考えたのがきっかけです。その動機と実際の仕事とのずれが、あとで効いてきました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
私立高等学校で21年間勤めました。担任を持ちながら英語の授業を担当し、分掌は生徒指導部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。記録と書類の作成に時間がかかり、教材研究は勤務時間の外に押し出されていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月78時間の残業の大きな部分でした。経験のない競技を任されたので、自分でも勉強が必要でした。若い先生ほど、この部分を多く任される傾向がありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
個別の配慮が必要な子が複数いて、一人ひとりに合わせた準備を毎日続けていました。自分の判断が正しかったのかは、いまだにわかりません。
転職を考えたきっかけ
同期や先輩が次々に辞めていく数年を見ていて、自分もいつかは考えることになると思っていました。辞めるか続けるかを、ノートに書き出して整理しました。
なぜその仕事を選んだか
大学職員なら、教員時代に感じていた「最後まで見届けられない」もどかしさが減ると考えました。将来的に別の職種へ移る余地があることも見ていました。
年度のどのタイミングで動いたか
5月に転職サイトの登録から始め、12月に伝えて年度末退職という流れです。3月末で切れるほうが、有給の消化も退職金の計算もきれいに収まります。家族の予定とも合わせながら組み立てました。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過4社、面接3社、内定2社でした。知人の紹介と、大手の求人サイトを併用しました。職務経歴書は3回書き直しています。人に読んでもらうのが一番早い改善でした。エージェント経由と直接応募で、通過率はかなり違いました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月、学年主任、そのあと管理職に退職の意思を伝えました。驚かれはしましたが、理由を話すと納得してもらえました。伝えたあとの職場での過ごし方には、少し気を使いました。
面接で聞かれたこと
志望動機よりも先に、辞める理由を聞かれることが多かったです。前半は経歴の確認、後半は「うちで何をやりたいか」。後半のほうが長い会社ほど、志望動機を作り込む必要がありました。緊張はしましたが、場数を踏むと慣れました。
教員経験で評価されたこと
限られた時間で準備を組み立ててきた段取りの立て方を、実務の進め方として評価されました。書類の段階から、この部分を前面に出すようにしました。
内定先を選んだ理由
条件面はほぼ横並びだったので、通勤時間と勤務の柔軟さで決めました。教員からの転職者が過去にいたことも、判断材料になりました。
転職後に感じたギャップ
決めるスピードが速く、議論より先に動くことが求められます。慣れるまでは落ち着かなかったです。つらかったのは最初の一か月だけでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月13時間ほどになりました。生活のリズムが一定になり、体調を崩すことがなくなりました。転職前の生活には、もう戻れないと思います。
教員に戻りたいと思うか
同じ働き方に戻るつもりはありません。ただ、教員の仕事を選ぶ人を否定する気持ちは全くないです。同じ質問を後輩からされることもあります。
これから転職する先生へのアドバイス
辞めると決める前に、外の話を聞いてみてください。調べたうえで残る選択も、立派な結論だと思います。半年後の自分がどうなっていたいかで考えてみてください。
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